善循環
先週末の中小企業経営革新論で坂本先生が、中小企業診断士を目指す受講者に対して、「人を大切にする経営」について指南できる力をつけないとこれからは仕事にならなくなると断言されていました。 変化はかなり早いと警鐘を鳴らしておられました。
同感です。いわんや社会保険労務士はなおさらです。
人に関することでいちばんに相談されるのですから。
本当に重要な示唆と感じます。
時代が変わってきたと思います。
人本主義とか理念経営とか、これまでは経営者や幹部の方に説明することがひと苦労でした。
でも今は伊那食品工業などの話を具体的に出して話を進めることでかなり対話が進むようになりました。
5年前では考えられないことです。
伊那?社員第1主義?? といった感じで、こちらの熱い語りが空回りに終わることが少なくありませんでした。
今では、人本主義は必要なこと、やはり理念を軸に据えないと経営はうまくいかないよね・・・と会話をしているとこちらよりも先に気づいて納得していただける場面が増えてきました。
特に伊那食品工業に対する認知度がばつぐんに高まってきていると感じています。
ああいう素晴らしい会社になることを目指しましょう。
ではどうすれば・・・ ということで理念研修や次世代経営を確立させるためのコンサルティングについてのご提案がサクサクいくようになってきています。
こういうのを善循環というのでしょう。
小林秀司
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