特例子会社認定申請完了

今日から障がい者の法定雇用率が2.0パーセントに引き上げられました。

行政の入札の際にも障がい者雇用にきちんと対応できているかということが加点対象にもなってきています。

企業側も対応を迫られています。
以前にも書きましたが、今、社会保険労務士として特例子会社をつくることになった会社さんの支援をしています。

今月、一気に10人の障がい者を雇用。うち8人も重度判定の障がい者です。もともといた障がい者を含めてカウントは19となりました。

親会社との換算でも60パーセント超の雇用率です。
そこでグルーブ会社数社を関係会社特例として認定させる手続きも同時に行いました。

トータルすると2000人の会社規模でいったん現行の雇用率1.8%を上回ることを達成させることが出来ました。

これだけ一気にまとめましたので、申請手続きは大変でした。
ものすごい添付資料量になりました。厚さにして15cmほど。

先週末、ハローワークの指導官の方にも丁寧に誘導いただき、なんとか認定申請が受理という運びになりました。

本当は特例とかではなくて、普通に雇用していってほしいし、その方が意味があるといのが持論ですが、それでもとうに就職をあきらめていた当事者の家族にとっては、それこそ春が来たような喜びだったことでしょう。

例によって、とても一生懸命に働くので、会社さんのほうでも障がい者雇用の概念が変わり始めてきたようです。

さらに地域に事業所を増やしていく計画を立てていくことになりました。素晴らしいです。この会社の企業価値がぐっと高まりだしています。

また行政サイドも、とくに特例子会社で地域に拠点をつくってくることに感謝をしてくれました。

そんな関わる人がみんなハッピーになっていく手続きでした。
本業でこんな満足感がある三方よしの仕事ができて幸せな一日でした。

小林秀司

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