こんな技術が活用されています。
皆さん、お早うございます。
M2の宇佐美です。
さて、下の写真の自動販売機を皆さんはご存知でしょうか? JR市ヶ谷駅のホームにて撮影。
実は普通にある自動販売機に見えますが、タッチパネル式になっています。今日は普通にペットボトル入りのお茶を購入しましたが、この自動販売機に出会ったのは今から約1年程前でした。
朝、この自動販売機の前に立ち何を呑もうか選ぼうとした所、20種類位の候補のある中で勝手に推薦商品が点滅しているではありませんか?
後から知りましたが、この自動販売機の前に人が立つとその人の表情から性別、年齢、お疲れ具合いを検知しお薦めの商品を選んでくれる物だと言う事を知りました。
私が欲しい物とは若干のズレはありましたが、次の人だったらどんな商品を選ぶのだろうと二・三人買われるのを興味深く見ていた事を1週間前のニュースを見ていて思い出しました。
1週間前のニュースで皆さんが良く使っているスマートフォンが指を使わなくても画面を変えたり出来るとの事でこれはスマートフォンの中にあるカメラで視線を捉える技術(アイトラッキング)で可能となりました。
今、マーケティングリサーチにアイトラッキング(視線追跡)調査が使われるようになってきました。
要するに人が何処を見ているかを調べる手法です。
例えば量販店で消費者がカップ麺の売り場の前に立った時に商品が並んでいる棚を一定時間の中でどのデザインの商品をどんな色使いを見ているのか? どんな順で商品を見ていたかをメディアを使って調査出来るというシステムです。これはLEDから赤外線が出て瞳孔にあたりそれで1cm単位で何処を見ているかが分かるとの事。
安全性は国際基準を超えています。
この技術は医療の世界でも活用されており全身の筋肉の力が衰えていく(ALS)病気になった方がアイトラッキングの装置を自分のパソコンに繋ぐと目だけでキーボードを見ながらパソコン操作が出来、見事入院中でも仕事をする事が出来るようになり復職出来ました。そしてフェイスブックなどで仲間と繋がっている精神的な安定も得られて嬉しいという例を紹介されていました。
今ではこの技術はパッケージデザインの店頭調査だけではなく、医療、そして幼児の発達心理学、ニューロサイエンスの世界など幅広く活用されています。
是非、これからも一人でも多くの方が幸せになる事に活用して欲しいと願います。
宇佐美さん
こんにちは!
この自動販売機の事たまたま数日前に自分のブログにアップしました。
タバコの自動販売機でも顔から年齢を判断するのが実際に使われているということですからジュースにあってもいいですよね(^^)
自分の時に何を勧めるかが気になります^_^;