校歌を唄いつづけられるよろこび
お元気様です!M3木村良太です。
先月の29日、高校野球部時代に監督として3年間ご指導いただいた恩師の勇退(定年退職)祝のパーティーに参加して参りました。
親の心子知らずとはよく言ったもので、大変な愛情を持って多感な青春時代に寄り添ってくださった恩師に対し、私はさんざん心配と迷惑を掛けました。その償いという意味ではありませんが、数人の先輩方と声を掛け合い先生が母校に在籍された18年間、実に20世代300名からのOB達に召集を掛けると同時にこの会の企画運営に携わらせていただきました。
先生には心から感激していただき、感謝とお褒めの言葉もいただき、発起人の我々にとっても一生忘れることのできない素敵な会となりました。また参加してくださった先輩方や後輩達も大変に楽しんでいただき満足してもらえたと思います。
というのも、実は我が母校・静岡県立大井川高校は本年度2013年度を持って近隣の高校と統合してしまいます。会の締めくくりに学校から借りてきた校歌を流し皆で斉唱したときは、初めて顔を合わせた先輩と後輩とが肩を組んでそれがだんだんと繋がっていきついにはステージに向かって大きな二つの弧になるほどに会場が一体化しました。
後日、車の中で改めて校歌を聴いていると(ちゃっかりHDDに取り込みました)、ああ本当にこの素晴らしい校歌が無くなってしまうんだなぁ…となんとも寂しい気持ちになりました。
この『大いなる翼(タイトル)』がどれだけ素晴らしい歌なのかは実際に聴いていただかなければわかりませんが(笑)それが垣間見える一節をここにご紹介させていただきたいと思います。
「せせらぎがいつか逞しい流れとなりやがて水平線を目指す」
「見上げれば飛沫をあげて進む太陽、そのきらめきが示す私達の明日」
校名に冠する大井川が源流から駿河湾に流れ込む大河に成長していく様子を、生徒達のそれと重ね合わせて謳っているのです。実際に現役時代(準々決勝だったでしょうか)のテレビ中継でもアナウンサーの方が何度も「せせらぎがいつか~」と紹介してくださっていたほど素晴らしいフレーズなのです!
と、自慢はここまでにさせていただき、この一連の出来事をとおして感じたこと。自分を育んでくれた母校が存在しつづけ、その校歌を唄いつづけられることのよろこびと幸せです。特に我々元高校球児にとっては校歌は特別なものです。今日から始まる大井川最後の熱い夏。最後の大井川球児達はきっと我々に何度も校歌を唄わせてくれるものと信じていますが、その一回一回、一節一節を噛み締め、心からの感謝と畏敬の念を持って、声高らかに唄って参りたいと思います!
そして私も、自らを育んでくれた校歌に恥じぬよう、せせらぎがいつか逞しい大河となれるような積極的な人生を歩んでいきます。
もちろん法政の校歌も早く覚えます。
木村良太さん
こんにちは!
顔も知らない先輩後輩が本当に心から校歌を歌ったことと思います。
きっと一生の思い出になることは間違いないでしょうね。
我が中高一貫校に在籍していた時には新しいこともあって姉妹校の校歌を歌っていましたが、卒業して何年か経って新しくなりました。
やっぱり、昔の在籍していた時の校歌が懐かしいです。