終戦のエンペラー

M1 村田光生です

「終戦のエンペラー」を観ました。

歴史的事実の忠実な再現の上に組み立てられたフィクション映画でもあるので、今まで語られることのなかった事実を知ることができました。

8月29日、マッカーサー元帥率いるGHQが上陸、部下のボナー・フェラーズ准将に「戦争の真の責任者を探せ」という極秘調査を命じる。

准将は「天皇を戦犯として裁くことは罪の無い国民の精神的支柱を奪い、無意味な混乱を招くので、むしろ天皇の力を民主的に生かすべきだと考えた。軍部が独裁する中で戦争はもはや不可欠だったことと、戦争を集結したのは天皇だった」ということを報告。

日本の戦後を親身になって支え、日本の平和国家誕生に限りない力を尽くしたアメリカ人将校がいたことを、この映画で初めて知りました。

ボナー・フェラーズ准将は小泉八雲の愛読者であり、日米の架け橋となろうとしていた実在の人物!

この映画の中で、「なぜ、開戦直前に首相が交代したのか?」、「パール・ハーバー直前の御前会議で語られたことは?」、「戦争を始めたのは本当はだれだなのか、終わらせたのは誰か?」、「玉音放送前夜のクーデターとは?、そしてその放送に込められた天皇の想いは?」、「連合国の本音と、マッカーサーの真の狙いは?」、「マッカーサーと天皇が並ぶ写真が移されあ理由とは?」、「崩壊した新たな礎は、いかにして築かれたのか?」が明らかにされて行きます。

ラストの、天皇、マッカーサー会見シーンは感動すると共に胸が熱くなりました。

ハリウッド映画ですが、日本側に立って描かれていています、超お薦めの作品なので、是非とも観てください。

後日、両親を連れて再度観ましたが最後のシーンに再び涙しました。


終戦のエンペラー

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