お客さまから学びました

こんばんは。

今週、改めてお客さまより学んだことがありました。

紹介されたある企業に訪問し、社内規程見直の打合せ時のことです。
会社のルールブックでもある就業規則の1ページ目で
いきなり目に留まる条文がありました。

第●条:雇用機会均等
当社は、従業員または応募者が身体的または精神的障害を有するかその可能性のある場合であっても、
従業員としての仕事の基本的機能を実行できるときは、応募者または従業員がその業務を継続できるよう合理的な対応ができるようにします。

男女雇用機会均等の内容ではなく、障がい者雇用について書かれていたのです。
しかも1ページ目に!

いきなり驚きました。

創業して間もない外資系日本法人ですが
親会社がとても熱心に障がい者雇用に取り組まれているとのこと。
その思いをそのまま日本でも取り組まれるそうです。

さらに、規程を読み終えてあることに気がつきました。

すべての条文が「です」「ます」口調で、かつ条文内容がとてもわかりやすいのです。

最前線で働く社員さん、パート社員のために
高校生でもわかりやすく読みやすい書き方を心がけているとのこと。

とてもうれしいことでしたので
早速、会社に戻り社員たちに、見せながら話しました。

皆一様に驚き、感心し、これからオリジナルのものを作成して
このような規程関係に共感していただく顧問先に提案してみることになりました。

ゼミ生のみなさまの会社は良い会社ですので、すでに上記のような規程内容かもしれませんが
実際は「会社のリスク管理」「会社が得する」をテーマにした就業規則の本が数多く出回るようになり
労使間の対立を煽るような表現を書き連ねた就業規則をまだ目にします。

坂本ゼミに入り、色々と学んでいくにつれ、あまり気にならなかったことが
とても気になるようになりした。
それは「正しいか、正しくないか」で判断することが増えてきたからでしょうか。

今回とてもすっきりしました。

以上、今週仕事上でうれしかったエピソードです。

安藤貴裕

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「お客さまから学びました」への1件のフィードバック

  1. 安藤さん
    おはようございます!
    安藤さんの文書から、感動が伝わってきました。
    その会社は本当に社員に優しい会社なんででしょうね。
    我が社の就業規則も確かに読みづらい文章になっています。
    今後、修正して行く必要あるなぁとつくづく思いました。