「いい会社200の経営指標」

土曜日担当M1の春木清隆です。宜しくお願いします。

先日(5/8)坂本先生と先輩諸氏がつくられた「いい会社200の経営指標」を持参し、山田ゼミ長、岡田副ゼミ長、M4の徳丸先輩と会社訪問、現地調査を行いました。

「いい会社200の経営指標」は、好不況に影響を受けずに好業績を持続する「人をトコトン大切にするいい会社」の増加に貢献することを目的につくられました。

「いい会社200の経営指標」は、①社員に関する指標 ②社外社員に関する指標 ③顧客に関する指標・・・<中略>⑳障がい者に関する指標と20の部門から構成され、それぞれの項目に重要・必要と思われる指標が10個あり、計200の指標として明確化されています。

訪問させていただいた会社は「昭和測器株式会社」。同社は、過去25年間夏季賞与2ヶ月+冬季賞与2ヶ月+決算賞与1ヶ月=年間賞与5ヶ月を支給し続け、直近5期の営業利益率は7~17%で推移し、自己資本比率は80%(上場企業平均約50%)と大企業の社員・経営者から見ても垂涎ものの良い会社です。

同社の鵜飼俊吾社長は「(社員が)永く、安心して働ける職場にしたい」、「役職者は、役を演じているだけで偉い訳ではない」、「安定継続は、弛まぬ開発行為から」と話され、日々、真摯に篤実に社員と経営に向き合っておられるお姿に心の中で手を合わせて、お話をお聴きしました。

同社では、1名の社員採用に対し170名の応募があり、採用で重視するのは才能や学歴より、理念に共鳴するか、利他の心が強いか否かという、徹底した理念共鳴型採用を実施しています。

翻って、最近メディアで報じられている、一部大手企業において、人手不足により、多くの店舗が閉鎖に追い込まれている話を想起しました。これらのことから、坂本先生が説かれる人本主義経営が、私が思っているより、より早い速度で、この世の中に広がっている事を強く実感した一日でした。最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今日一日、皆様にとりまして、素晴らしい日になりますように・・・。

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「「いい会社200の経営指標」」への1件のフィードバック

  1. 春木さん
    おはようございます!
    本当はみなさんと一緒lに伺いたいと思っていました。
    やっぱり現場に行き、直接経営者の思いを聞くと、色んな気付きを得ることができます。