人本経営での採用のあり方

人本主義社会での経営人事のあり方は、それまでと様変わりすることになってくるでしょう。

なにしろ価値基準が真逆といっていいくらい変化してきます。

今週は、採用について人本経営ではどのようになってくるかということについて考察してみることにいたします。

「業績軸」の経営では、能力が高く会社の戦力になる可能性の高い人材を取ろうと考えていますから、高学歴であることは重要な価値基準の一つでした。そして適性検査などをくりかえし、自社の経営戦略に適合しそうな人材を採用するように絞り込みが行われてきました。

知識、スキル、能力といった要素が採用の決め手となっていたといって差し支えないでしょう。
ありようも一方的に企業側が選考するという性格を強くもっていました。

これに対し、「幸せ軸」の人本経営では、一変します。まず一方的に企業が選考するというものではなく、応募者も選ぶという色合いが強くなってくるでしょう。

そして、学歴はあまり重視されなくなっていきます。

いちばん重要なファクターになるのは、会社が大切にしている経営理念、これに心底共感出来るかどうかという点です。

そして、応募者の人間力がどれだけ高いのか、すなわち利他の精神を発揮出来る人材なのか否かということが重大な判断基準になってくると考えられます。

私が人本経営を指導した先の経営者は3年前から新卒採用を始めました。
今はまだユニークといわれてしまうでしょうが、まさしくこれからの採用のあり方を実践しています。

その会社では、いわゆる採用面接というのは行われません。

また、社長自身採用決定まで応募者の学歴を一切みないことにしています。
どのようにして採用に至っているのでしょう。

今週号の新SVC通信でこの会社の事例について取り上げています。
ご関心のある方はこちらをどうぞ。

「人を大切にする会社」に関するトータル情報誌 新SVC通信

小林秀司

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