初心

『人本経営』 著 小林先輩

買わせていただきました。

最初から、どんどんページをめくる手が進んでいきます。

私は今、夢だった日本語教師という職についていますが、幾度かの紆余曲折があり、夢を叶えるまで7年かかりました。今から3年前のことです。
それでも、その時間は自分にとって必要な時間だったと思います。

3年前・・・日本語教育、言葉どおり日本語を教えるわけですが、私はこの言葉があまり好きじゃありませんでした。

教育とは「教え育てる」
しかし、それは一方的だと感じていました。
外国語を勉強している立場から、こんな質問もあるのかと、それについて私は時間をもらい、調べて伝える。
学生によって、私の知識も積み重なっていくので、学生から学ぶことがたくさんあります。
なので、私は教え育てる「教育」よりも、ともに育つ「共育」を私はしていきたいと、強く、つよく想いました。

そして、『人本経営』を読んでいる現在、以前の熱い自分に再会しました。衝撃でした。
本の中にも「共育」という言葉があったのです。

胸の中がくすぐられた感じでした。
嬉しくもあり・・・果たして今の自分はあの頃と同じように学生に接していられているのだろうか・・と。
基本的には楽しいのですが、学生のモチベーションに気持ちも左右され、授業が終わると精神的に解放されます。
これでいいのだろうか・・・私が本当にしたいことはココにあるのか・・・

もう一度、深く見つめ直さなければならないこと、向き合わなければならないことがあります。

初心に立ち返らせてくださった小林先輩のお子さん(『人本経営』)に深く感謝し、初心を心に留めながら日々を過ごそう
と、改めて意識した今日このごろでした。

M1 矢部 沙織理

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「初心」への2件のフィードバック

  1. 矢部さん
    読んでくれてありがとう。
    読みやすさは工夫したつもりです。
    今、ものすごい潮流で訪れている人本主義社会への変革の中で、改めて自分の仕事の意味を考え直すことは、すべての職業に求められていると思います。
    そして、人本主義社会に役立つ方向へ舵をきった実践者が松明を手にすることになります。
    その周りを照らす灯は小さくとも希望です。そんな灯をたくさん増やしていくことで幸せがもたらされるてしょう。
    共育で一灯照隅万灯照国を実現させていこう!

  2. 矢部さん
    こんばんは!
    共育という言葉を初めてしりました。
    小林さんの本から色んな気づきがあった様子!!
    本は買ったのですがまだ読んでいません。
    早く目をとおさなきゃ~!!