ここまで広がった人本経営

大阪のヨリタ歯科は、業界の常識を覆す「削らない歯医者」を目指し、生涯自分の歯で人生を送ることを実現するワクワク楽しい歯医者を理念としています。

人本経営も見事に実践していて、あのトヨタも視察調査にやってきているほどです。

成功した人本経営者は、自分の組織だけでなく業界全体をよくしていこうという行動をしていきます。
実際に同クリニックのサイトでは歯科医や歯科衛生士に呼びかけ、ヨリタ歯科の人本経営モデルを実践することを呼びかけています。

■歯科業界全体に絶大な影響を及ぼし始めているヨリタ歯科の人本経営

人本経営を実践しているヨリタ歯科では、なんのための仕事かということをスタッフ一人ひとりが心に落とし実践するために、職種の呼び方にこだわっています。

たとえば「受付」を「スマイルクリエーター」、「歯科助手」を「健康プロモーター」といった具合です。歯科医院長であるご自身のことはなんと「ドリームマスター」と称しています。

仕事を「受付」と定義していると、来院した患者様が段取りよく治療が出来るようにしていくことや事務まわりの仕事を正確にこなすといったことが浮かんできます。

しかし、「スマイルクリエーター」とすると俄然、仕事のとらえ方が変わってきます。本来の「受付」業務はもちろんのこと、来院していただいた患者様がより快適に過ごせ、笑顔になって帰ってもらうためには、どのような気配りをしたらよいか、さらにたくさんの仕事を考え行動していくことになります。

「健康プロモーター」も然りです。ただ歯科医の助手としてテキパキ仕事をこなすだけでなく、親身なって患者様の健康状態に関心が向くことになります。

それは歯にとどまらず、心や体の状態にも志向性が広がります。だから関連の勉強をして患者様のさらに役立ちたいと仕事のレベルを上げていくだろうことは想像に難くありません。

ここで驚くべき事実をご紹介します。
以下は、「スマイルクリエーター 歯科」と検索した結果です。

http://bit.ly/1Gkc1TG

日本中の実に多くの歯科医院で「受付」を「スマイルクリエーター」と称して求人募集していたり、日頃の活動の模様をアップしたりしているのです。

まさしく人本経営が全国に広がっているということがはっきりと実感できる瞬間です。

本当に多くの歯科医院が、ヨリタ歯科の人本経営モデルをこれだと共感し、自分たちもそうなっていくのだと行動を起こしているのです。

眼科や耳鼻科など他科目のクリニックではスマイルクリエーターと受付を称しているケースはほとんど見当たりません。いかにヨリタ歯科が業界に強烈なインパクトを与えたかということが確認できます。

今、人本経営に成功している企業や法人があらゆる業界で認識され始めています。
同様なヨリタ効果がこれから多くの業界で展開されていくことになるに違いありません。

遂に人本主義社会の夜明けがやってきたのです。

小林秀司

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「ここまで広がった人本経営」への3件のフィードバック

  1. 小林さん
    呼び方一つで、考え方や発想も
    変わるんですね。なるほど
    本田 佳世子

  2. 本田さん
    仕事の意味を考える。
    何のための仕事か?
    この答えの本質にたどり着いたとき人生が大きく変わります。
    とても、とても大切なことです。