女性を大切にする大阪の天彦産業さん 2/3

140年の歴史を持つ大阪の天彦産業さん。男性主体の鉄鋼業界で社員40名、内、女性10名。

新商品や新業態、新ルート等、革新的・創造的なアイデアはトップしかできない・やらないと嘆くトップが多いと思うが、それが普通だ。
また、社員がトップに言えない雰囲気かもしれない。

女性社員の産休・育休と休暇が1年続いた。そのために新たに2名の女性を採用した。

樋口社長、1年の休暇を終えて職場復帰した時の仕事を考えていなかった。休暇中の女性を訪ねて素直に聴いた。「復帰した場合、仕事がない」

彼女から非常識なアイデアが生まれる。

主に海外向けの通販だ。現在では、10名の女性社員の7名は英語が堪能という。

当時の海外比率は15%だが現在では30%。

21世紀は女性の時代。

女性を雇用するには、子育て、介護、食事作り等があるので、女性社員を多めに採用するのがポイント。

女性に優しい社長や上司の男性は、こんな経験をされているはずだ。

通勤時には雨で、傘を会社内で干す。

頼みもしないのに社長(上司)の机上に傘を丁寧にたたんで置いてある。気の利いた女性は、「お疲れ様です。お先に失礼します」とメモが置いてある。

女性ならではの真心、丁寧さ。独身の男性だったらぐっと来ると思う。

こんな真心、丁寧さがお客様へ伝わり、増客、増収となって表れる。

樋口社長は、女性の気持ちを分かっていたというより女性を大切にする気持ち、誠意が女性社員に伝わっていると感じる。

賞与の現金手渡しに社長直筆の手紙、奥様(お母さん等)にワープロで社長直筆の言葉を添えている。

坂本ゼミでは、「社員と家族が飛び上がって喜ぶ福利厚生(仮称)」を執筆中だ。

浜松市の長坂養蜂場さんは、小学生以下のお子さんがいる社員宅へは社長と専務がサンタクロースに扮しクリスマスケーキをプレゼントする。

会社、社長・専務、社員とその家族の絆を強くするクリスマスイブのビッグイベントで特に女性社員は、この会社に勤めていて幸せを感じる。

女性の時代、福利厚生は女性社員と奥様やお母さんに喜ばれることがポイントだと感じる。

暑さ本番。

運転手さんに女性社員が冷たい飲み物やおしぼりをプレゼントする。

些細なことだが、こんな積み重ねが、3.11の時に「あの会社にはなんとしてでも届けなければ」という話が結構ある。

私も、家具やビジネスホン、複合機等の納品の際に、ポケットマネーで職人と言われる方に飲み物を渡していた。

納品の際、想定外のことが発生する場合がある。「知野さんの為なら」、何度も救われた。

つづく

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