爆 食
野口具秋です。
小雨交じりの平日、新宿に出掛けました。
予約した展示場に辿り着けません。
ナビがうまく指示を出してくれません。
新大久保のコリアンタウンにハンドルを切りました。
「味ちゃん」18mmの厚切りサンギョプサルは
びっくりするボリュームです。
ゼミ仲間といった前回は朝10時から大勢でした。
昼直前なのに閑散、ラッキー。
10周年記念でビールが付き、
ビビンバ、キムチ、味噌汁は食べ放題。
食べきれません。
ビビンバだけを3杯以上お代わりした
タレントさんが隣にいました。
上半期、日本に来た外国人は1100万人で
予測を遥かに上回るペースのようです。
中国人が一番多い。
年間1800万人を見込むようです。
観光立国の本番を迎えたのです。
特に中国人のインバウンド・爆買が頼りです。
日本人はかつて買い物アニマルと呼ばれました。
広島港に接岸した大型観光船に6500人の中国人が来航。
半端じゃないですね。
ショッピングタイムを用意してなく、地元はがっくりとか。
バブルに踊らないことが肝要です。
「sushi」「sashimi」「misoshiru」「ramenn」と、
日本食ブームで英語になっています。
グローバルな時代を実感します。
ラーメンは大人気で
札幌ラーメン横丁は外国人の方が多かった。
横丁の味はやはり不味い。
中国人の肉の爆食で輸入肉が高騰しているとか。
食べたくなったマトン・ジンギスカン用の肉が高くなった。
安い肉の代表だったのに…。
昔と違い臭みがほとんど消え、食べやすく美味しいのだ。
肉が美容と健康にいいと、
栄養学は新たな時代を推奨しています。
食文化という範疇があります。
名古屋に務めたころ、親戚宅で
御飯のお代わりをしなかったら怒られました。
一善飯は仏さんの御飯、失礼だというのだ。
うどん定食、ラーメン定食、
御飯がしっかりついています。
東京の仲間に冷たい目線で
「貧しい食事」と鼻先で笑われました。
スパゲティーは熱々の鉄板皿に
溶き卵が回しかけられています。
独特名古屋式、懐かしい。
食慾が落ちてきたこの頃、思い出します。
今でもそうでしょうか。
野口さん
中国人はいいのか悪いのか、考えます。
知野 進一郎