四国支部設立記念講演会ーその2

「人を大切にする経営学会 四国支部設立記念講演会」での坂本光司先生の講演よりの抜粋です。

『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』(2008年調査)を商業界から出版しました。
社員のモチベーションが高いことが、業績を高める唯一の道なんです。モチベーションが高い会社は、業績がいい。
売上高対経常利益率が10%以上の企業で、モチベーションがかなり高い企業の割合は43.0%、モチベーションが低い企業の割合はゼロです。

『人を大切にする企業経営の共通的特長(1)』
① 大家族的経営
② 超ガラス張り経営
③ 年功序列的経営
④ 新卒採用重視型経営
⑤ 年輪経営
⑥ バランス重視経営

①について、『真の強者は弱者に優しい』と思います。愛知県の会社である社員が癌になり、3年間入退院を繰り返しました。3年間、毎月の給与、夏冬の賞与を与え続けました。若い社員がそうしようと言ったそうです。なぜなら、大学を出たばかりの新入社員の自分が大して稼げないときに、先輩たちが働いて稼いでくれたから。それに自分が年を取ったとき、若い人に同じようにしてほしいから、と。

④について、創業して10年位の企業は、中途採用が当たり前なんです。即戦力が必要だからです。しかし10年以降は、新入社員採用がいいんです。先輩の背中を見て育つがいいんです。

                    

『人を大切にする企業経営の共通的特長(2)』
⑦ 継続重視経営
⑧ 非価格競争経営
⑨ 社会貢献経営
⑩ 財務重視経営
⑪ 正しい経営

⑧について、大企業は大きな市場で、価格を求めています。例えるならクジラ、クジラは大海にいて、浅瀬に来ると死んでしまう。中小企業は非価格競争がいい。例えれば川の魚ですから、深みに行くとサメやクジラに喰われてしまうんです。

私が一番関心があるのは、⑧非価格競争経営です。15年間、広告代理業で親会社の下請けをしていて、中国との価格競争に巻き込まれた痛い経験があるからです。非価格競争経営で高い優位性を獲得することの重要性を身をもって学びました。M1 本田佳世子

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