自分の前の壁を乗り越える

「日本でいちばん大切にしたい会社5」

1月に発売される坂本光司先生の、新刊本の表紙をめくると、以下の文章がある。

『まず、社員とその家族を大切にする。
そして人々が喜んでくれるような、世の中の役に立てるような会社を経営していく。
「きれいごと」、と言う人もいます。
しかしその「きれいごと」を一途に追い求め、
そのために果敢に改革して経営の質を高め、
変化に敏捷に対応していく会社こそが、
本当にすばらしい、感動のある会社になっていくのです。
粉飾、偽装、改ざんが目に余る今だからこそ、ご一読をお勧めします。』

坂本ゼミにいる学生は、経営者や士業が多い。
また、経営者や士業を勉強中の人もいる。

全国の人を大切にする中小企業を、先生と一緒に視察に歩くことを通して、
経営者や社員の努力とその結果を目のあたりにしてきた。
どうやったら企業を永続させていくことができるのか、
どうやったら企業は右肩上がりに利益を出し続けられるのか、
ベンチマークにすべき未来工業や伊那食品工業にも行ってきた。
未来工業は、「常に考える」。
伊那食品工業は、「年輪経営」。

昨日は、同窓会があって、3人での2次会となった。
「本田の言葉で、伊那食品がどんな経営をしているのか、数字を出して話せ」
と急に言われて、数字がすぐに出なかった。悔しくて泣いてきた。
きちんとアウトプットできないと、世間は耳を傾けてくれない、
そんな当たり前なことを思い知らされた。
今の自分の限界を努力で突破していくしかないし、
私が視察させていただいた会社は、
壁を突破するための努力を怠らなかったから、すばらしい企業になった。
努力しかない。
M1 本田佳世子

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