最終コーナー

野口具秋です。

1時半を回っています。客は少なく閑散とています。
会津で教わったソバは、冬でも冷たい「せいろ」を注文します。

Hさんとランチするのが、残り少なくなりました。
何度共にし、論争したかな…。
来月から新たな旅立ちで精力的です。
小さな体が大きく頼もしく映ります。
いまだ成り難く、取り残された気がして
ボソボソとソバを口に運びます。

年末の忘年会は小さなビルの上層階で狭苦しく、
親近感は十分だが、恐怖と背中合わせでスリル満点でした。

新年会は飯田橋。
ゆったりした新しいビルの一階で空間も広く、
酔うほどに木霊する声高もあまり気にならない。
美声を取り戻し、
ワインが好きなNさんらと隅で話に打ち興じます。
残す講義はあと1回、心残りの新年会です。

お開きです。21時半です。優雅に時間が流れたようです。
神楽坂が近いがエイッ!今日は帰ろう。
同じ帰路の猪苗代出身のHさんとともに。コーヒーするか。

猪苗代、柳津、桧枝岐、山都、と会津を代表するソバの産地です。
僕の方が詳しい。故郷の話を、人生の話を。
明日朝早く故郷に向かう彼女にグッドラック。
ワインが覚めてきました。

風水の先生が、幸運が入ってくる玄関とトイレは、
いつも綺麗にと、今年の運勢を占っています。

細やかな松飾りは早くも仕舞いました。
東京の初雪を知り、外にでると手がかじかむ寒さです。
が、あちこちから早くも早春譜の調べです。

何が、誰が、どう変わっていくのか。
ベランダ超しの冬枯れの景色をぼんやり見やりながら
来る春に思いを馳せます。

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「最終コーナー」への1件のフィードバック

  1. 野口さん
    いつもありがとうございます。
    本年も公私にわたりご指導のほどをどうぞ宜しくごお願いいたします!
    本田 佳世子