【謙虚さがなくなる兆候】

【謙虚さがなくなる兆候】

修士3年目、毎週土曜日は法政大学大学院 坂本光司研究室に通っています。坂本教授が提唱する、人を大切にする経営学を学び、中小企業研究を続けながら自分自身のテーマである、話し方・コミュニケーション研究を続けています。毎回、坂本教授の言葉が心にしみて、まだまだ未熟なことを反省する1日でもあります。

昨日いただいた資料の中に、「謙虚さがなくなる兆候」というものがありました。以下に掲載します。

【謙虚さがなくなる兆候】

時間に遅れだす
約束を自分のほうから破りだす
挨拶が雑になりだす
他人の批判や会社の批判をしだす
すぐに怒り出す
他人の話を上調子で聞きだす
仕事に自信が出てきて勉強をしなくなる
ものごとの対応が緩慢になる
理論派になり屁理屈をいう
打算的になり損得勘定がしみつく
自分が偉く思えて他人が馬鹿に見えてくる
目下の人に対しぞんざいになる
言い訳が多くなる

「ありがとうございます」という言葉が少なくなる

これを読み、自分が恥ずかしくなりました。私はいくつかあてはまる、いえ、いくつも当てはまっているように思えました。改めて自分を律し戒めようと、家に帰り、早速その資料をWordに打ち込み、リビングとトイレの壁に貼りました。

そして、もう一枚。普段やっている好感度アップの話し方研修のように、それをプラスの表現に言い換えて打ち出してみました。プラスの言葉に置き換えるだけで、すーっと心が軽くなります。余裕がないとき、自信がないときは、こちらを見て、前向きでいられるときは元の原稿を見て、心を清めます。常に戒めとプラス思考、両方を大切に、たった今から実践に移していきます。まずは反省すべき点の改善やお詫びから始めます。

余談ですが、昨日はゼミに向かう道すがら、大きな交差点のある道路を隔てた道の先に、坂本教授を見つけました。あ、坂本先生。そう思ったと同時に、坂本先生が大きく右手を挙げ、遠くからでも分かる笑顔を向けてくださいました。きっと、私が見つけるより早く気付いていらしたのだと思い、坂本先生の温かさをじんわりと感じました。目下の人に対しても初めて会った人に対しても温かく、丁寧。誰に対しても家族のように接するように、とよく話されますが、坂本先生自身がまさにそんな方です。

それでは、きょうも健やかに、穏やかな日曜日をお過ごしください。貴重な時間を使っていつも読んでいただき、ありがとうございます。感謝を込めて。(福満景子)

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