アンサンブル会
特別ゼミは、第6回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞 実行委員長賞を受賞された、長野県伊那市にある社会福祉法人 アンサンブル会の小椋年男理事長を大学にお招きして講演を拝聴しました。
アンサンブル会は、知的障がい者の親なき後の自立支援に想いを馳せ、その仕組み作りを実現しています。
具体的には、障がい者が働く場として農業を活用し、ニーズに合わせて発展してきました。
「知的障がいを負って生まれても、仲間とともにやりがいのある仕事をしながら楽しく暮らしていけることを、軽やかに世界に告げていきたいと思います。」と受賞にあたり語られました。
懇親会で、小椋理事長が福島県会津出身と聞き、同郷の私は感激しました。そして力をもらいました。会津の誇りです。「我々は何処に行こうとするのかを明らかにするのがまず重要なんだ」と教わりました。ご先祖様のお導きに感謝。
<社会福祉法人 アンサンブル会>
◎代表者:小椋年男理事長
◎主事業:障がい者支援の多機能施設の運営
◎従業員数:80名
◎創業・設立:2001年
◎受賞理由
1)300名以上の障がい者の就労支援
2)利用者の工賃は通常の2倍以上、社員の賃金も業界の1.5倍以上
3)障がい者雇用率5.0%
4)社員数は5年間で38名から80名
5)利益率は安定して10%前後
6)一人当たりの月間所定外労働時間3時間程度
7)離職率0.4%
8)小椋さんの長女の卒業に合わせ「親亡き後」の一心で仲間とスタート
9)正社員比率80%
10)女性管理職比率38%
本田さん
会津魂を感じました。