「何のために」

今週は、「人を大切する経営」を広め、深めていることを多々感じられる、有り難い週でした。
8日金曜日、今期63期目を経過する某企業の部課長研修を行いました。本年初頭、社長から発信された同社の目的が題材です。

社長が掲げた会社の目的は、「社員が会社に対して誇りを持ち、会社を通じ自分の人生を満足できている状態。そして、定年後でも見識ある人物と周囲から認められるようになる。」です。

会社の目的を参加者同士で解釈し、議論し、部下との質疑応答という演習や課業を通じて、この一文に込められた経営者の覚悟、ありたい姿を実感、浮き彫りにして行きます。

後半は、会社の目的の一文が、参加者自ら発意・発案したものであるかの如く、現実味を持って一人ひとりのオモイと言葉になって語られ始めました。

「何のために」。「何のために生き」、「何のために仕事をしているか」。経営者を含め、しっかりと答えられる人は、私の知る限り、そう多くはいません。


株式会社 サイベックコーポレーション(長野県塩尻市)に掲示されていた書
本文とは関係ありません。

「何のために」。今一度、立ち止まり、内省し、自覚することで、より有意義な日々を過ごすことができるような気がします。

今日も皆さまにとって、素晴らしい一日になりますように。

春木清隆

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