われわれの時代、ボブ・ディラン

野口具秋です。

驚きのノーベル文学賞です。ボブ・ディランです。
音楽界、1960年代、世界を席巻したのは
反戦ソング、フォークソングの時代でした。
「風に吹かれて」はベトナム戦争、公民権運動、
反権力運動が燃え盛る最中に多くの歌手に歌われました。
何とも奇妙な歌唱法は、数年後PPM(ピーター・ポール&マリー)で
世界的なヒットとなりました。
当時21歳の若者は75歳の今も年間100本のライブをこなす
「世界の吟遊詩人」といわれています。

以前、上智大学の先生がNHK第2で8回にわたる
ボブ・ディラン音楽論の話題を提供しました。
難解な歌詞のなかに、その価値を述べた講義でした。
英語が理解できない僕にデュラン再発見の機会を与えてくれました。
日本では、特に吉田拓郎が影響を受け、
歌詞には大きな影響があるようです。
滝川さんはミュージシャンを志す子供さんを理解するために、
この放送を偶然聞いていたのだそうです。

恒例の政策創造のシンポジウム、
今回は女性の社会進出がテーマだった。
発言者全員が女性で新たな息吹を提供しています。
坂本ゼミの修了生を交えた懇親会も定例化する。
終了したOBをいびるのは僕の楽しみの一つです。
数年が経ち、見事に社会に分け入っていった彼らに、
最後エールを送らなければならない、と感じます。
彼らの人生に映えあれと。

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)は
同じく60年代駆け抜けたロックバンドです。
「スージーQ」「プラウド・メアリー」を知る方、
「フール・スットプ・ザ・レイン」や
「ハブ・ユー・エバー・シーン・ザ・レイン」の
ベトナム戦争を痛烈に批判した反戦歌が
流れる曲とともに思い出されます。

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