福が満ちる1年に

おせち料理やご馳走が3日続くと飽きますが、一汁三菜の普段の食事は食べ飽きないのは不思議なものです。普通であること、日常のしあわせに改めて気付かされます。年末からのご馳走続きでお腹が満たされた家族にとって、見た目にも胃にもやさしい七草粥はほっとします。さっと茹でた春の七草を入れて、軽く塩味をつけた出汁でおかゆを作り、昨日はお正月を締めくくりました。

さて、夫は来週から極寒のロシアへ向かいます。今はその準備に追われていますが、何年もかけて取り組む、研究者のような仕事が生きがいのため、どんな状態に置かれても嬉々としています。夫を見ていると、どんな新しい発見があるか、わくわくしているのが伝わってきます。そんな嬉しそうな頼もしい姿を見られて、留守を守る妻として応援しがいがあります。無事に、精一杯やり遂げて欲しい、そう思います。

「誰もやらないことを成し遂げたい。自分だからできる仕事で、人を幸せにしたい」と20年前に出会った時から言い続けている夫を、今は全力応援しています。年月を重ねても変わらないひたむきな思い、まっすぐさは人を動かすことを実感します。

昨年を振り返ると、身近な人の素晴らしさを発見する1年でした。友人、知人はもちろん、夫や子どもたちにいたるまで、まるで神様がそっと大切なことを教えてくれたような1年でした。外にばかり目を向けず、足もとを大切に。日々のコミュニケーションにおいても最も大切かもしれません。

2017年は今までよりさらに、目の前の人を大切に、心から愛し、まっすぐ心を開いて、日々過ごしていこうと考えています。これまでを振り返ると、反省することがたくさんあります。その1つ1つ、至らない自分さえもしっかり受け止めて、反省して、お詫びして、改善しながら、謙虚に過ごしていきます。

まだまだ未熟な私ですが、本年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって福が満ちる年でありますように。これからの1年、笑顔いっぱいお過ごしください。

感謝を込めて。福満景子

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