一つの言葉が命を救った。

1年前の投稿。
一つの言葉が命を救った。

今月、友達になった方の投稿から。
アメリカの方が貧富の格差が大きい。
気持ちは日米同じ。

アメリカ・ニューハンプシャー州の大学に通うケイシーさんは、ある日朝食を買いにドーナツショップへ行きました。その時、店の外で誰かの歌う声が聞こえてきました。そこにいたのは1人のホームレス男性でした。

ケイシーさんがコーヒーとドーナツを買って店を出ると、さっきのホームレス男性は手元にどれだけのお金があるのかを数えているところでした。
お腹が減っているのでしょう。何か買いたいのでしょう。何かひとつでも買えるお金があるのか小銭を数えているのです。

ケイシーさんは行動に出ました。このホームレス男性に温かいコーヒーとドーナツを買ってあげたのです。そしてたずねました『座って少し話さない?』

彼女はおよそ1時間、寂しげなホームレス男性の話し相手になりました。男性はケイシーさんにいろんな話を聞かせてくれたのです。毎日いかに人々は彼に対して冷酷なのか、どのようにして薬物が彼を嫌な人間に変えてしまったのか、母親をガンで亡くしてしまったこと、父親が誰だか知らないこと、母が誇れるような男になりたいと思っていることを。

『今日死のうと思っていました』

別れ際、ホームレス男性は『ちょっと待って』とレシートの裏に何かを書き始めたのです。そしてケイシーさんにそれを渡し、本当にありがとうと深々と感謝を示して去って行ったのでした。

渡されたレシートの裏にはなんと書かれていたのでしょうか。これを読んだ後、言葉にならない気持ちがケイシーさんを襲いました。

“今日、わたしは死ぬつもりでいました。あなたのお陰で生きようと思えました。ありがとう、美しい人。”

この出来事をケイシーさんは自身のFacebookに投稿し、20万人以上のイイね!が集まっています。

ほんの小さな事が、1人の人生を変える事が出来るんです。素晴らしいと思いませんか。自分にとってはほんの些細な事であっても、誰かにとっては一生忘れられないほどの大きな事になり得るんですよね。それは良い事でも悪い事でもです。

良い事とわかっていても、なかなか行動に移せない人がほとんどではないでしょうか。今回のように、少しの行動がその人の命を救うことだってあります。ほんの少しの勇気、沢山の人が持てる世の中になることを祈ります。

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