「日本レーザー」の近藤 宣之社長の「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」
発売以来、アマゾンの人気マークがついたままだ。
「日本レーザー」の近藤 宣之社長の「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」。
昨日の法政大学大学院 坂本光司ゼミでも坂本教授から紹介された。
戦前から、成功(し続ける)経営者は①戦争、②大病、③監獄(戦前は思想犯でも殺された)のいずれかを経験していると言われている。
今は、①と③ははないが、死んでも同然という体験を経ていい意味で開き直り、怖いモノなしで力強く進むからであろう。
7つの崖ぶっちは①②③のトリプルパンチだ。
本書から、
プロローグに7度の壮絶な崖っぷちが紹介される。
1度目 大学を卒業し日本電子に入社し28歳で2つの対立する労働組合の一方の労組執行委員長になるが29歳から30歳で1000人の社員が遭うリストラに直面した。
2度目 28歳の時に男の子の双子の父親になるが3日後に双子とも病死し、以後、子宝に恵まれない。
3度目 執行委員長を11年間努めた後に米国法人の副支配人として渡米したが、またもやリストラの言い渡し役で、「日系企業にはレイオフがないから入社したのに」と泣きながら去っていたアメリカ人の姿もあった。
4度目 渡米から9年後には本社の国内営業担当として幹部のリストラの交渉役をする。
5度目 1億8千万円の債務超過の子会社「日本レーザー」に出向し再建命令が下る。会社の本音は親会社に置いておくのは都合が悪かったらしい。
6度目 次期社長と思っていた年長の常務が商権と優秀な部下を引き連れて独立した。倒産しても不思議ではなかった。でも、4つの不良の解消に努めて、就任1年目に黒字に転換し2年目には累計赤字を一層する。
7度目 親会社から独立する際に銀行から6億円の個人保証を要求される。
44Pに「社長の決意が「会社」を変える
社長の本気が「社員」を変えるとある。
人間は潜在意識で特に上司の心を見破る。
自分だけという自我をとり謙虚でなければならない。
こんな事例がある。
ある会計事務所の所長が、「俺がこんなに社員のためにやっているのに、なぜ分かってくれないんだ」と思い続けていたが、「所長の俺に原因があった」と思った翌日から社員が今まで所長が言い続けてきたことを自主的にやり始めたと言う。
坂本教授に弟子入りをして3年を経過したが、「会社の目的は関係する人々のすべてを幸せにすること」は坂本教授が理論的にまとめているが、近藤社長の実践は典型的だ。
社長が読んで全社員にも配布して毎日、読んで話し合い、我が社はどうするのだと方向付けして実践すれば明るい日本があると思う。
先月、17日に発売された「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」。
倒産寸前の会社から、第1回゜日本でいちばん大切にしたい会社大賞、中小企業長官賞」を受賞されている、
「日本レーザー」の近藤宣之社長、、、、。
アマゾンでは、
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近藤社長の笑顔はどこからきたのか本書に書かれている。
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