移動スーパーとくし丸
法政大大学院 坂本光司ゼミ 3年 根本幸治
4月17日(月)にTIPS講座(丸の内)で、(株)とくし丸の住友達也社長の講演を聞きました。
徳島に本社を置き、買い物難民の高齢者に買い物を楽しむコミュニティを提供しています。
販売員は軽トラックのドライバーのたった1人で400種類1200点を移動して販売します。
仕入れは近くのスーパーで仕入れ、1品売れることにスーパーに5円、販売員に5円の利益を得ます。
販売員は個人事業主として独立しており、販売しきれなかった在庫はスーパーに返品されます。
だから粗利は100%。
スーパーは17時までに返品された在庫商品を値引きしてお店で売り切ってしまいます。
買い物難民は地方の山間部だけでなく、東京都四谷にも存在します。
お年寄りには大きな道路を横断することも困難なのです。
住友社長は言います。
「高齢のお客様との会話が楽しい。おばあちゃんのコンシェルジュとしてセレクトショップを展開してます」
住友社長のアイデアは広がります。
会話はマーケティングリサーチとして機能し、商品開発企業から手数料を得ることができるという。
さらに見守り隊として、健康チェックや郵便受付へと業務は拡大中です。
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