「中小企業庁長官賞」を受賞しての想い

毎週、発信される「人を大切にする経営学会」会員への先週のメルマガの巻頭言。

「中小企業庁長官賞」を受賞しての想い

コーケン工業株式会社
代表取締役社長 飯尾 祐次

30余年前の人手不足の時代、100人足らずの会社では求人が果たせない状況下、世間では外国人労働者を雇用する事で不足を補っていた。
住居確保、言葉の違い、そして意識感覚(人間性)の違いが大きな障害となっていたが、やむなく弊社も外国人労働者を雇用して凌いでいた。

その一方、常に問題解消に向けて試行錯誤する中、生活環境を見渡すと、買い物客やカラオケ大会などでは高齢の方々が元気に活動している姿をよく見かけた。
そこで、ご近所を始め近隣にはまだまだ元気な働き手が多く居られることに着目し、2〜3人に声掛けして一緒に働いてみた。

言葉は通ずる、長年働いた豊富な経験もある、生活に安定していて衣食住には困らない、経験の積み重ねで人間力もある、そんな願ってもない仲間が居ることに気付いた。
すかさず新聞の折込で募集をかけたところ、“働きたくとも場所が無い”と諦め、一日を過ごすことに苦労していた元気者(高齢者)がどっと押しかけてきた。

ここからが、コーケン工業の「高齢者雇用の舞台」の幕開けである。
新たな歴史を刻みだしたこの高齢者たちが、次に登場する障がい者の雇用にも大きな役割を果たし、若者・高齢者・障がい者の人間味豊かな三世代が、豊かな生活を目指す家族の物語を演じてゆく。

生活の糧を求め中心的に活動する若い軍団と、それをサポートして生産活動を受け持つ高齢者を中心としたものづくり軍団、障がい者を家族のように育て、生産活動に参加させて支える家族軍団である。

それぞれの役回りの中で、立場や経験、生い立ちの違い等から諸問題も多く発生したが、その都度、“人の大切さ”を基本に解決をし、最後は“家族の一員なのだ”、誰一人として不要な人は居ないということで“今”がある。

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