退職するCAに贈った機長の感動機内アナウンス (別バージョン)

YouTubeにはもの凄い数の動画が記録されています。

飛行機に関する感動話を検索していたら「退職するCAに贈った機長の感動機内アナウンス」というのがありましたたのでご紹介させていただきます。

動画の字幕スーパーを見て感動し、この文章を書きながら感動。

読む度にほろっとしてしまう内容です。,

少し長いですが・・・・。

「退職するCAに贈った機長の感動機内アナウンス」

雲間から現れたJTA562便の白い機体が、宮古空港に到着したその瞬間、空港の待合室全体に盛大な拍手が沸き起こった。

沖縄本島の離島、宮古島に家族と夏のバカンス旅行に行っていた私は、帰宅日の間際に大型で強い勢力を持つ台風8号の直撃を受けていました。

私たちが帰る前日から、ほとんどの飛行機の便が欠航し、当日も午前中の便と午後の便のほとんどが欠航の予定。

しかし、不思議なことに、私たちが乗る午後1時の便だけは、前日からなぜか出発予定になっていました。

キツネにつままれたような感覚でホテルをチェックアウトし、幸運の女神に感謝しつつ手荷物検査を通過し待合室へ。

ホっとしながら、家族と出発を待っていると、ふいに空港からのアナウンス。

「到着予定の飛行機が上空天候悪化のため、着陸できずにおります。着陸できない場合、欠航になりますので、予めご了承ください」

一転して、私の心は天国から地獄へ垂直落下。

同じように他の客さんたちも、窓にへばりついて空を見上げ、沖縄からやってくる飛行機を祈るように待ち続けていました。

その姿はまるで、漂流して到着した無人島で、救助の飛行機を待つ遭難者。

出発時間5分前になり、いよいよあきらめかけたその時、窓の方から歓喜が!

1時間ほどの上空旋回を試みていた飛行機が、見事雲の隙間をぬって宮古空港に着陸したのです。

JTA562便は、30分遅れて、無事宮古空港を離陸しました。

そして、本当のドラマはこの後の機内で待っていたのでした!

離陸してしばらくした頃、緊張からの開放と疲れでぐったりとしていた乗客たちに向けて、機長から機内アナウンスが始まりました。

「本日は、悪天候のため、出発が遅れまして大変にご迷惑をお掛けいたしました。心からお詫び申し上げます!

いつもの型どおりの挨拶が済んだ後に、機長がさらに話し始めました。

「飛行機が遅れた上に、誠に個人的なお話で大変に恐縮なのですが、今回のフライトを担当いたしております客室乗務員のTが、本便を最後に退職いたします。Tとは同期で入社し、共に歩んできた仲間でございます。彼女は上司に恵まれ、仲間にも恵まれ、一生懸命仕事に取り組んで参りました。最後の便をご一緒させていただきましたご縁に甘えて、皆さまに一言ご報告させていただきます。ありがとうございました」

数秒の間をおいた後、機内に小さな拍手の音が響きました。

はじめは、遠慮がちな拍手がやがて着ない全体は広がっていきました。

前日からの不安と緊張で疲れていた乗客たちでしたが、このアナウンスで、私と同じように多くの人が、あることに気づいたことでしょう。

Tさんの最後のフライトを飾ってあげたいという機長の想いが、上空を何度も旋回し、諦めずに雲の隙間を抜けて着陸させたのだろうということを。

飛行機は皆の想いを乗せて順調な飛行で無事沖縄に到着した後、客室乗務員のTさん本人が普段通りの到着のアナウンスをした後、最後に簡単な挨拶をされました。

「機長からお話いただいたTでございます。これまでの一便一便心を込めて搭乗させていただきました。本日この便をもちましてJTAを卒業させていただきます。皆様が私の客室乗務員としての最後のお客様となりました。本当にありがとうございました」

その挨拶の声と言葉は、短いながらも、一言一言が心からの想いがこもった、それは素晴しいスピーチでした。

聞いていた私は、不意に涙があっふれてきて、困りました。

宮古島と沖縄を感動で結んだJTA562便の機長とTさんに、乗客たちは思いがけない素敵な空の旅をプレゼントしていただきました。

写真はJTA(無料写真より)

村田光生

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です