自然栽培は、儲けようと考えないと年々・・・

自然栽培、愛媛県の「パーソナルアシスタント青空」の「佐伯 康人」代表がシェアした投稿。

私は去年の愛知県豊田市の会場に足を運んだ。
発表した15以上の団体の1/3の方は、「儲けようとすると失敗する」と言っていた。
自然栽培は、儲けようと考えないと年々、化学肥料のツケがなくなり、収穫量が多くなり、障がい者もイキイキ働ける場となる。

師匠の法政大学大学院 坂本 光司教授、判断は次の二つ。
「正しいか 正しくないか」
「自然か 不自然か」
私・俺は正しく自然なことを行っていると思いこんでいる場合が多いと思う。

でも、お金や異性への関心が少しでもあると「正しくなく、不自然なこと」を行っている。
社員やお客様(得意先・仕入先)が徐々に気づき結果は良くない方向になる。
一番大切な家族から、離婚や別れを告げられることになる。
常に謙虚さ、師匠を持つことが大切だ。

投稿、
2011年6月、初めて彼に会ったとき、
彼は末期がんで、余命宣告を受けていた(その年の8月がリミットだった)。
そのがんが消えて、
2015年には2度目の末期がん。
そのがんも消えた。

2016年5月。
大きな転機を迎えた。
愛知県豊田市で行われた「自然栽培パーティ」のシンポジウム。
第一部で奇跡のリンゴの木村秋則さんの講演。
第二部は、自然栽培に取り組んでいる障がい者福祉施設の発表だった。
それを聞いて、
彼の目が光った。

帰りの新幹線で、
「おれ、自然栽培をやる」
と宣言し、
翌日から生まれ故郷の千葉県鴨川市に足繁く通うようになった。

親戚に自分の思いを熱く語った。
「そんなに言うなら」
と、応援する人が、1人2人と増えてきた。
特に、彼のいとこの敏子さんと娘さんの千恵さんが味方についたのが大きかった。
そこから、
5町歩の田んぼを作っているせいちゃんつながった。
農業のことをほとんど知らない彼にとっては、天が送り込んでくれたような人だった。

さっそく耕作をしていない農地を借り受けた。

そして、昨年の秋から本格的に自然栽培をスタートした。
タマネギを植えた。
ソラマメも、ジャガイモも。

自然栽培パーティの佐伯さんも全面的に応援してくれた。
彼の情熱が、まわりをどんどんと巻き込んでいく。

昨日、鴨川で、自然栽培の関東地区勉強会があった。
佐伯さんの自然栽培パーティの現状についての話、
農産物の安全性の話、
ミツバチの飼育の話。
どれも興味深い内容で、
そのあと、田んぼで代掻きの講習があった。
田植えもした。

彼が「やる」と宣言して約1年。
驚くほどの速さで、彼の農園は発展している。
もちろん、失敗もたくさんしているようだが、
2度も末期がんから甦ってきた彼にとっては、どんなことも、「大したことない」と言えるみたいだ。

彼は19歳から事業をしてきた。
「ずっとどうしたらお金が儲かるか考えて生きてきて、
それなりに儲けたけど、
がんに2回もなって、それがきっかけで自然栽培を始めて、
これまでの自分と比べて何十倍、何百倍も充実しているよ」
と言う。
顔を見りゃわかるよと、ぼくは笑って返した。

「社会的な意義がないとやる意味がないよ」
とうれしそうに話す。

自然栽培が軌道に乗ったら、レストランを作って、
農園で取れた食材を多くの人に味わってもらう。
さらには、障がい者の人たちの働く場も作っていく。

構想は大きく広がっている。
彼なら、それを実現するはずだ。

ぼくは、それにプラスして、
がんの患者さんにも農場やレストランで働いてもらったり、
障がい者の人とかかわるような機会を作ってほしいと、
密かに思っている。

がんになることは命のことを考えるきっかけになる。
彼がそうだったわけだ。
自然栽培もそうだ。
命のことを考えないではできない。

障がい者も、まるで社会のやっかい者のように思われているけれども、
自然栽培の考え方からすれば、
そんなことはない。
彼らには重大な役割があるし、
やれることはいくらでもある。

彼らの命を輝かせることが、
ぼくたちに自身の命にエネルギーを注ぎ込むことだ。

彼は、ぼくと出会ったことで新しい生き方ができるようになったと、いつも感謝してくれる。
がんが治るきっかけを作ったのは確かにぼくだった。
しかし、
彼と出会ったことは、ぼくにとっても神様からのすばらしいギフトだ。
感謝の気持ちでいっぱいだ。

今、彼は初めての稲作に挑戦している。

秋になったらどんな田んぼになっているのか。
できた米はおすそ分けしてもらおう。

かけがえのない楽しみをもらった。

(写真)生まれて初めてトラクターを運転した。
自然栽培の代掻きは、水をかき混ぜる程度に浅くやる。
それによって、田んぼの土に酸素を含ませ、土を育て、雑草対策にもなるのだと言う。

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