広島市安佐北区の「いでした 内科 神経クリニック」

先週の6月23日(金)は、県立広島大学で「人を大切にする経営学会」中国支部の設立フォーラムが開催され、180名の方が最後まで残られ、半分は懇親会まで残られた。感謝したい。

その前日は、学会主催による「八天堂」さん、「メガネ21」の視察が開催され2週間前には満員になった。

40数年間で企業視察が8千社を超える法政大学大学院 坂本 光司教授。
23日の設立フォーラムの空いている午前中に広島市安佐北区の「いでした 内科 神経クリニック」を数名のゼミ生とフォーラムでバネリストを務める「セリオの壱岐敬社長」等と視察した。

早朝には病棟(とは思えない)を回り患者さんとコミュニケーションをされているようだ。

患者さんの笑顔、病院の社員・スタッフを「いい会社」で感じられる独特の人の優しさを感じる「日本でいちばん大切にしたい会社(大賞)」を思わせる。

私は、兵庫県の甲陽園にあるケーキハウス「ツマガリ」さんを思い出した。
ツマガリさん、近くの空き店舗、空き家等を地主・オーナーの言い値で買い、ツマガリの工場等を拡張して「ツマガリ通り」と言われる。

「いでした」さん、何カ所あるか分からないほど、あちらこちらに施設がある。

東大阪市の「りょうき歯科クリニック」も思い出した。昨年、訪問した時には、狭い階段を上へ行ったり下へ行ったり、最近、新しい場所に移転した。
「いでした」さんもこんなに大きくなるとは思わなかったのだろう。

愛知県一宮市の「たんほぽ介護センター」等、高齢者や障がい者、病人がイキイキ活動している施設等が走馬燈のように浮かんだ。

素晴らしい病院なのだ。
女性社員・スタッフの方が2回にわたりお茶等を出していただいたが、独身の女性も多いようだ。嫁にするなら「いでした」。
鹿児島市の{マコセエージェンシー」さん、静岡県菊川市に本店がある「たこ満」さん等と共通する。
ご主人・社長・理事長と共に奥様が働いている。
女性社員の躾等は奥様が基点となっている。

やはりと思った点を記す
1.
「CSからESへの方向」
CS(顧客満足向上)
から
日本経営品質賞
上記の流れになりやすい、色々な賞を目指すので様々な項目を記入するのに目がとらわれがちになる。

そうではなくて
「ES(職員満足度)向上
から職員定着向上へ

坂本教授は前々からCSよりESが先と言う。

難関な「日本でいちばん大切にした会社大賞」をCSの延長線上にあるとする経営者が多いように思う。
経済産業省や県、市の色々な賞を受賞している企業も多い。

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」は「ES」が最初に来て社員が自分たちが大切にしていると感じるから結果としてお客様から感謝され「CS」につながることを理解して欲しい。
空気感が違うのだ。
坂本教授始め審査員は分かる。
社員・従業員満足度調査は1年に1回は実施して欲しい。

2.「徳」とは
「いでした」クリニック、理事長・委員長は大学等を元にされている。

坂本教授に聞くと
「(強い)使命感」と「涙を流す量に人の優しさは増す」だと言われた。

会社の目的は「関連するすべての人の永遠の幸せを実現すること」。
これを潜在意識に入れてこそ、徳が出てくる。

・いでしたクリニックグループ
広島市
1992年設立
社員数 200名
事業内容 医療・福祉・介護サービス
理事長・医院長 井手下 久登
副理事長 井手下 美由紀

坂本教授、いい会社は商品を買う等、貢献せよと言う。
患者での貢献も考えたが愛知県からは遠すぎる。
拡散し貢献したい。

http://www.ideshita-clinic.jp/

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