先週のがっちりマンデーは学ぶことが多かった

先週のがっちりマンデーは学ぶことが多かった。

①スカイマーク、大手2社と比べて料金がかなり安い、定時運行も上位 国、県、市町村でも経費削減になる。なぜ、なぜを繰り返し、本質をとらえた。

②ニッセン、潰れなかったのは内部留保があったからか、ぽっちゃりでなくスマイルさん、パートをさわやかさん、嘱託は経験豊富さん、我が社の宝物等と名称を変えるだけでやる気を出す。

③新日本プロレス、ジャイアント馬場の日本プロレスは崩壊状態かなくなっているようだ。

④64歳の私には、アイワを知っている。知っているから、アイワの市場も成り立つ。

棚橋逸材が言う通り、企業、組織はトップ次第、トップを代えるか変わるで良くも悪くもなる。

時代の流れを読むことも大切だ。

生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。ダーウィンの教え、1882年に亡くなっている。

以下は、番組の私のメモ。この番組からの学びも大きい。
2017.8.6がっちりマンデー。どん底からV字回復じゃないけれど、ちょっとだけ復活しています、第2弾。学ぶことはいっぱいある。

スカイマーク、1998年に就航しJALやANAに続く航空会社3番手だったが、格安航空会社LCCの新規参入で利用客が激減し、購入予定のエアバス6機分の支払いが滞り、2015年に経営破たんした。ワイドショーで話題を集めた超ミニスカートもセクハラと批判されたり、できませんが批判されて、この時の赤字は170億円。2年半が経過。

スカイマーク、佐山展生会長、63歳、投資会社インテグラル代表でもあり企業再生のプロ。計画よりもらかなりいい数字が出ている。昨年は15億円、今年は67億円の黒字。

改革その1、コストを削減する。搭乗率が悪かった路線をやめ、採算が取れそう直し国内10路線に絞りこんだ。使用する飛行機もボーイング737-800型に統一し整備費の削減、パイロットやアテンドの育成にかかる経費なども削減できた。羽田と福岡間の片道普通正規運賃は、JAL、ANAの43600円と比べてスカイマークは30190円。

そんなスカイマークよりなぜJALやANAを選ぶのか佐山会長が考えた。大手2社はマイレージを社員が惹かれるがお金を払うのは会社。会社を狙い、コスト意識のある会社と法人契約をし、何回でも変更でき取り消し料も無料にし法人顧客を開拓し3000社と契約した。

改革その3、時間通りに出発し、遅れる、欠航するイメージを払拭し出発時刻15分以内に出発した定時運行率を日本一にした。昨年度はスターフライヤー92.6パーセント、2位はJAL、3位スカイマーク。飛行機が遅れても羽田にある飛行機と取り替えたりして大きな遅延はなくなってきて時間に敏感なビジネスマンの利用が増えている。

改革その4、サービスちゃんとします。2012年、物議をかもしたのが、いたしません、受付ません、乗務員は手伝う気持ちはあったが、会社の方針で無料の飲み物もなくなっていた。現在は良くなり定時運行の一翼を担っている。アテンドも笑顔で接客できている。雰囲気が良いのでお客さんのリピーターも増える。全路線の搭乗率は破綻前が66.86パーセント、昨年は84.16パーセント。

カタログ通販誌の草分けのニッセン。かつては10種類のカタログを年間2億冊も発行し売上を伸ばすていた。が、2000年代はインターネットを使ったネットアパレル通販が台頭し2012年から赤字続き、2016年は150億円の赤字になり、東証一部廃止になった。

京都市にあるニッセン本社、ニッセンホールディングス、去年9月に社長に就任した脇田珠樹社長45歳に聞くと、ダメになった理由は世の中の消費サイクルがどんどん短いサイクル化していく中でカタログは作り上げるまで時間がかかってしまっていたのでお客様のニーズとのギャップが発生しやすかった。1冊のカタログを作るのに1年もかかっていた。1年後のニーズを掴むのが難しくなった。ニッセン、脇田社長、どう立て直すか確実に復活の可能性は見えてきている。カタログを3種に縮小しネット通販に力を入れていくらしい。今年度は黒字にはならないが、56億円の赤字予想。スマイルランド、レディースアパレルのラージサイズの商品カテゴリーになる。

ぽっちゃりアパレルを作り続けて15年、業界のパイオニア。全国9か所で実店舗スマイルランドを展開中、通路はぽっちゃりさんがすれ違える広さ。店員さんもぽっちゃり?、スマイルさん。太ってる方のことを分かっている。スマイルさんのニーズに合わせたいろんな工夫がある。膝から下のスペースには商品を置かない、スマイルさんはしゃがむのが苦手、しゃがまなくても商品を見ていただける。試着室も普通の三倍の広さでゆったり試着ができる。いちばんの売れ筋は股ずれ防止パンツ。足にもお肉がついているので、股ずれが起こるのでパンツを長持ちするために太ももの裏地が付けてある。2008年発売以来、5389円からだが、累計20万本を売り上げる大ヒット商品だ。スマイルさんというニッチな市場を切り開いた。15年分のスマイルさんのデータも持っていて、全国のどこにスマイルさんが住んでいるか掴んでいた。

長い間どん底だった新日本プロレスリング、アントニオ猪木が設立し売り上げの絶頂期は1997年、長州力や武藤啓司か活躍していた。年間売り上げは39億円。2000年代に入るとKー1やPRIDOなどの総合格闘技が大ブームになり煽りをくらい、プロレスはあっと言う間に低迷した。売り上げは2006年には15億円に低迷した。2000年代前半はお客さんが減少しプロレスは死んだと言われた。新日本プロレス100年に一人の逸材と言っている現役トップレスラー、棚橋弘至. 、どん底時代、客席が一列減って一列減ってを見てきたのが辛かった。観客離れが止められないのが辛かった。
今は。平日夜の後楽園ホールはほぼ満員、女性のお客さんも多い。2010年は12億円のどん底を境に2016年は32億円と今年は過去最高の見通し。立役者は、新日本プロレス、木谷高明オーナー、ブシロード社長、ブシロードはちびっこに大人気のヴァンガードシリーズなど、対戦型カードゲームを販売している。

昨年の売り上げは224億円、新日本プロレス、木谷社長が就任してから右肩上がりに。今期37億円ぐらいで来期は45億円ぐらいで過去最高予想。

木谷オーナーがカードビジネスで培ったノウハウが生きていた。

プロレスはキャラクターコンテンツだから、一緒にやろうとずっと言っていた。所属するレスラーのほとんどがブログやツィターをやっている。若い女性がいいねと食いついてきた。プ女子、プロレス好き女子に聞くとツィターとか見ていても選手の皆さんが頻繁に更新して選手の人柄が見えて生観戦した時に入り込め、ハマって抜け出せなくなっている。

グッズ売り場も大混雑、グッズの売り上げだけで年間10億円になる。ブシロードもキャラクタービジネスに参入。カードオブキングゲームは310万セットを超える大ヒット商品になった。ブシロードと共にやり相乗効果が出た。

棚橋選手が考える長寿企業3つの秘訣。
①企業理念がしっかりしている。
②企業の技術がしっかりしている。
③時代の変化に柔軟に対応する。
新日本プロレス、立ち上げ理念があって、技術、道場、リング上はしっかりしているが、時代の変化に対応できていなかった。

トップが代わると会社も変わる。

森永さん、
アイワ、ソニーの関連会社で2002年にソニーに合併され、2008年にブランドが消えた。秋に復活する。以下、ネットから、

30代以上の人には、お馴染みのオーディオ機器のブランド「aiwa(アイワ)」が9年ぶりに帰ってくる。
aiwaは、ソニーのグループ企業だったアイワ株式会社のブランド。日本初の「ラジカセ」を作ったほか、ヘッドホンステレオ、ミニコンポなどを幅広く展開していた。海外との価格競争が激化し、デジタル対応が遅れたことで2002年にソニーに買収されて会社は消滅。2008年には、aiwaブランドの製品も生産終了した。

休眠状態になっていた「aiwa」の商標を、秋田県小坂町の電機会社「十和田オーディオ」がソニーから譲渡を受け、グループ会社としてアイワ株式会社が4月に東京・品川に誕生した。アイワでは9月から、CDラジカセや4K液晶テレビ、ハイレゾ音楽プレイヤー、USB対応レコードプレイヤーなどを全国の家電量販店や総合スーパーで発売する予定だ。

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