朝掃除から「伊那食品工業」さん

24日(水)法政大学大学院 坂本 光司ゼミ、夏合宿、長野編。2日目。

朝掃除から「伊那食品工業」さん。
ネットから2年前の記事。
2015年09月09日(水) 21時53分20秒
掃除の目的は?
今日も伊那食品工業さんの視察研修。
昨日からの雨、台風18号が朝、東海地方に上陸するということなので、朝掃除の見学は無理だなぁと思っていたら、雨もさほど降っていないし、風もない。
もしかするとこの位の雨なら、朝掃除をしているんじゃないかと来てみると・・・

さすが伊那食さん、やっぱり社員のみなさん、自発的にされていました。
参加者のみんなは驚きながら、現場で塚越専務の話を熱心に聞いていました。

伊那食品工業では、何をするにしても、すべて「目的」が大事。
まず目的をきちんと相手(社員)に伝えることから始まります。

では、掃除の目的とは何か?

掃除は「気づき」の訓練
ちょっとした変化に気づく、視野が広がる、気づき視点のスポットライトの数を増やす
地面だけ見ていてはダメ、頭のずっと上の蜘蛛の巣にも気づく、四方八方に注意関心を広げる
それらすべて、自分の成長のため

社員みんなが掃除の目的をわかっているから、最初はみんながやっているからやり始めるけど、
次第に自分の成長のために気づくと、「やらなくちゃいけない」から「やりたい」に変わる。

なので土日の休日にも、朝会社に来て掃除をするようになっている。
と今日の社員さんとの意見交換会で、若い社員の方が話をしてくれました。

朝礼のスピーチもラジオ体操も、大切なことはひとつひとつのことの目的がきちんとみんなの
腹に落ちているかどうか。
それが伊那食さんと他の多くの企業との違いだと思います。

初めて屋内での朝礼も見学
この後、お昼まで時間、塚越専務のお話、社員さんたちとの意見交換会となりましたが、
これからリーダー(営業所長)になろうとしている参加者にとって、本当にたくさんの気づき、
学びになったようです。
伊那からの帰りのバスの中での発表を聞いていて、みんないい時間を過ごせたことを感じました。

やはり体験学習、現地に行って、見て、聞いて、話して、感じることが最高の勉強ですね。
塚越専務はじめ伊那食品工業のみなさんにはいつもいつも本当に感謝しています。

坂本ゼミ24日は朝掃除、朝礼、井上社長のお話、ひまわり亭でランチの予定。
ご存知の方も多いが「日本でいちばん大切にしたい会社」1で「日本理化学工業」さんに続いて紹介された企業だ。

バスで「アンサンブル会」さんへ移動。
小掠理事長のお話や買い物、複数の施設も視察する。
第6回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞企業だ。

40名弱のゼミ生は伊那大島駅でお別れ、
10名ほどは、飯田市の泊まり、明日は飯田市内の2社の訪問がある。

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