きものブレイン

2年前
先月も行った。

新潟県十日町市の「きものブレイン」さん。

昭和51年に創業し、40年近くの歴史を持つ。

同社のHPによると
1.きものアフターケア……着用後のお手入れ・メンテナンス
2.ビフォア加工 ……ガード・修正・縫製などの一貫加工
3.リサイクル・プレタきもの販売……
  直営店(4店舗)、ネットにて販売
  http://www.3re.co.jp
4.和装品企画製造(水で洗える正絹 きもの・襦袢 製造など)
5.きものアフターケア診断士講座
の業務、年々、着物業界は縮小している中で業績を伸ばしている。

おばあちゃん、お母さん、、等が着て、タンスの中に眠っている着物を蘇らせる会社だ。
別姓になっても家紋も修正してくれる。

日本人の女性の着物姿、男から見ると、女性の奥ゆかしさ、別の女性の魅力を感じる。浴衣姿も良いものだ。

結婚式、花嫁のウエディングドレス、着物姿、伝統を残して欲しい。

着付けができない、面倒くさいという女性は、同社のHPの左下のピックアップを見て欲しい。
3分で着物がきれるフィット仕立て、かんたん帯、取り扱い店舗も日本地図から簡単に分かる。
その他、分からないことも問い合わせをクリックして欲しい。電話、メールがある。
www.kimono-brain.com/

同社には特長がある。障がい者の働く姿だ。
障がいの特性を活かし、「知的・精神支援チーム」、「聴覚支援チーム」、「車椅子支援チーム」、「身体・視覚支援チーム」、「内部支援チーム」とサポートしている。
障がい者は健常者が10くまなくできるとすれば、9はできないが1は健常者がかなわない、天才も出る。
シミ等を再生したり、最後の検品をする方等、障がい者の「ザ・職人」を見た。

岡元副社長の姉の子がダウン症だったが、姉は特別扱いせず他の障がい者より明るく積極的に生きていることがきっかけとなった。
社員267名の内、27名、11%が障がい者だ。重度の障がい者11名をダブルカウントするので、実雇用率は、14.12%、法定雇用率が2.0%なので驚異の数字だ。

岡元松男社長を支える、岡元真弓副社長が、障がい者の特性を見極める。トップには忍耐強く見守り障がい者を輝かせる、光るものを引き出す一方、心配りをしながら、健常者と同じように特別な扱いをすることなく自然に振る舞うことが共通点だ。

きものブレインさん始め、障がい者雇用をしている52社を紹介している、「幸せな職場のつくり方ー障がい者雇用で輝く52の物語ー」。
障がい者が校正・編集をして「ラグーナ出版さんから出版されている。
私が法政大学大学院、坂本光司研究室に入学する1年に先輩が執筆している。
アマゾンで購入して優しさを共有して欲しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です