坂本光司著「経営者の手帳」56~60/100
56、
経営学は「終わりから始める学問」である。
「終わり」とは「ビジョン・ロマンの保有」である・経営学はビジョン(あるべき姿)の策定からスタートする。そしてその後、いったん降り出しに戻る。振り出しに戻ったら、最後に到達すべきビジョンの実現を夢見て、一歩一歩階段を上がっていくような学問である。
57、
異常を基準にすると、正常があたかも異常に見える。異常が長く続くと、異常があたかも正常に見える。
58、
企業の盛衰は需要の原理ではなく、供給の原理、つまり「有効供給の有無」によって決まる。
59、いつの時代も「マクロ」ではなく、「ミクロ」が時代を創る。
60、超優良企業は、単にビジネスモデルが優れているだけでなく、企業自身の「社会的価値」が優れている。
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