3世代の親子の鹿児島の2年前の投稿
親子関係を考えていた。
30歳までは親に反発をしがちだが40歳を超えると尊敬に変わる。
3世代の親子の鹿児島の2年前の投稿を思いだした。
鹿児島中央駅駅から90分程に南さつま市の吉見医院がある。
知覧基地から車で10分程度と言っても良いだろう。
昨年、坂本教授に一通のメールが届いた。
吉見若院長のメールだった。坂本ゼミで個人情報の部分は黒塗りにされ配布された。
私は、遠方だが行きたいと思った。
法政大学大学院 坂本光司教授、講演の数分に身体に合わない小さな机でいつも以上に想いを込めた。
「会社の目的は関係する人々を幸せにすること」。
知っていることも多いが、初めて聞く話しもあった。
2008年に出版した日本でいちばん大切にしたい会社の初版の最初は日本理化学工業の大山会長、当時は専務。
養護学校の女性の教諭が三度、頭を地面にこすりつけるようにお願いした、、と本には書かれている。
教授の講演、「寒い中で、女性教諭は、同社の社員の目つき、顔つき等を観察していてこの会社ならと思った」そうだ。
シリーズ5の北海道光生舎の話もされた。
「ゴルフクラブは買ったが一つもスイングせず親戚へ譲った」と教授から聞いた初耳だった。
参加した10名前後のゼミ生が南さつま市(大浦町)の発展と吉見医院の発展を考えて各々提案せよという教授の指示。
ゼミ生の提案、経験や自分のビジネス等を背景に提案した。なるほど、そんな考えもあるのかと勉強になった。
私は、2日間の福岡県佐賀県の4社の視察は素晴らしい会社であったが、風土が育っていないと感じたが、吉見医院は昨夜の懇親会と本日、皆さんと会って真剣さと優しさを感じたと話した。
最新の伊那食品工業の塚越会長のDVDには「優しさとは人を憂うこと」とある。
私、
1.ド・田舎と思ったが日本全国のあちこちに点在しているシャッター通りはなく、夕べの街のネオン、昼間も明るいので自信を持って欲しい。
2.町長のマニュフェストは10程あるが、重点を絞りたい。政治家は票を集めるためにやってもいない趣味を8つ程度や多くの票を得るために八方美人のマニュフェストになる。
3.鹿児島市には人に優しい素晴らしい会社がある。2班に分けて・ラグーナ出版・マコセエージェンシー・しょうぶ学園を視察して人に優しい空気感を感じて欲しい。しょうぶ学園は知っている人が多そうな反応。
4.街には素晴らしい3点がある。
①星空と美味しい空気。長野県の阿智村は星空が綺麗で望遠鏡のビクセンが街と連携して星ガール等を呼んでいる。
②今年は大浦街に100歳以上の長寿者が10名になる。
③知覧基地の参拝客を近くの万世基地にも参拝するように市・街と工夫して欲しい。
以下、時間の関係で話さなかったこと。
5.患者にアンケートを取り、吉見医院と街の良さをHP等で発信する。
6.訪問診療も週に2回ほど設けたらどうか。
教授のコメント後、
吉見若院長から、
「平成元年に医院を創設した祖父が亡くなった。町中のおばあちゃんをおじいちゃんが頭を垂れ見送ってくれた。父の仕事を継ぐことを決めた」。
院長、お父さん
「息子がそこまで、考えてくれていたとは」。涙。
若院長
「法政大学大学院 坂本光司教授始め10数名のゼミ生の皆さま、遠方までお越しいただきありがとうございした」。涙。
日曜日、月曜日と本日、3日間に渡り吉見医院等、南さつまし市(大浦町)を紹介した。
有名な知覧基地に近いので合わせて万世基地を、南さつま市を訪問して欲しい。
昨日、吉見医院と同じ私が月の1回行く内科医を受診した。
女性の院長「知野さんの修士論文を見ました。「会社の目的は関係する人々を幸せにすること」ですね。
論文では省略した一番目にスタッフの皆さんの幸せを考えていただければ患者さんに優しく接します」と。
吉見医院、スタッフと院長・副院長の優しさが日々、増すと思う。
坂本ゼミの歴代のゼミ長はタバコを愛用している。副院長、日本禁煙学会と日本呼吸器学会の会員だ。
1週間程度、静養を兼ねて滞在するのも良いだろう。
「人を大切にする経営学会」
中部支部
知野 進一郎
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