No102記憶に残る経営者の言葉② 小松製菓 創業者;小松シキさん
“シキちゃん、あんたのする仕事は、他の子と、どこか違う。いつか、あんたは何かする人だよ”
“小松さん、いい機会ではありませんか。思い切ってやって御覧なさい。あなたなら、どれだけ借金しようと、必ず返せる人だ。私が保証人になりましょう”
この言葉は、書籍『むすんでひらいて』(著者;小松シキ)の中の一節です。
のちに小松製菓を創業する小松シキさん。
幼少期から何度となく悲劇が襲いました。その小さなからだですべてを受け止めました。
無我夢中で生きた人生だったと思います。
「お天道様がみている」という言葉があります。
ひたむきに生きたシキさんをどこかで見ている人がいました。見ているというよりは、ある種の必然であると感じます。ごく一部の人は会った瞬間にその人の崇高な存在理由を見抜く能力を備えた、と言えるのかもしれません。窮地に手を差し伸べてくれる人がいました。
是非この本を手に入れてお読みいただきたいです。お薦めです。
以前に投稿したこちらの記事もご参照ください。
(facebookではリンクしていませんのでリンク先は「人を大切にする経営学会ブログ」から 小松製菓【No5書籍紹介『むすんでひらいて』著者;小松シキ】 をお探しください)
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
コメントを残す