No129記憶に残る経営者の言葉㉙ アイ・ケイ・ケイ(福岡県糟屋郡;挙式・披露宴に関する企画・運営)金子 和斗志社長
佐賀県伊万里市で生まれた金子社長。お父様は実業家、お母様はそのサポート役でした。
金子社長が29才で結婚した直後にお父様がホテルに数億円投資。息子に経営を任せようと考え、お母様は結婚直後であったことから、“ウエディングに注力してはどうか”と一言。そんな流れでウエディングを中心としたホテル経営がはじまったと伺いました。
視察の時に伺った特徴として
・経営理念の浸透・実践・実行を軸とした人財育成
・社員・アルバイト・家族が参加するファミリーパーティーを 21年間継続開催
・ホテル・ウエディング業界で初めてISO22000取得
・ウエディングコース料理のデザートをパティシエ世界一に輝いた辻口博啓氏が監修(ウエディングに参加される各地の方々に世界一のスイーツを食べてもらいたい)
印象的だった金子社長の言葉
“自分以外すべてお客様”
“会社は内的要因でしかつぶれることはない”
“人生の一番のビックイベントはウエディングではないか。人生は思い出作りの旅”
金子社長は、地味婚や結婚しない人が増えている昨今、ウエディング業界はまとまった協会がないと言います。同社が業界をけん引し、さらに業界の枠を超えて社会貢献していく未来を見た気がしました。
以前に投稿した記事は アイ・ケイ・ケイ【No97いい会社視察2014/2/24】 このブログ内を検索してご参照ください。
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
コメントを残す