「心」と「生活」も大事
私の経営学の師匠は坂本光司先生の「人を大切にする経営学」です。差別化したくて私は人財育成を深堀しました。人財育成の師匠は、荒れた中学を陸上部活で次々と立て直し、企業研修、オリンピック選手の指導にもあたる原田隆史先生です。
個人やチームのハイ・パフォーマンスの出し方が「成功は技術である。」という言葉に凝縮されています。ハイ・パフォーマー(過去に歴史上、艱難辛苦を乗り越えて常に結果を出す人)の共通項をまとめたものです。会社の人財育成の柱に意識して取り入れてモデリング(お手本の真似)されてみてはいかがでしょうか。モデリングは、成功への近道です。
ハイ・パフォーマーの共通項は、
□目的・目標設定
自分と自分以外の社会他者の、有形(お金、家、車など)と無形(誇り、安心、幸せなど)の目的を明確にした目標設定をする。
□自分に負けない勝利意識
あなたの敵は誰ですか? 私です。(辛いときに外にベクトルを向けない。人のせいにしない。)
□プラスの習慣を形成する
3%の顕在意識を引いた97%の潜在意識にプラスの習慣を意識的に入れていくと、プラスの習慣が潜在意識となり自動化される。
□毎日、思考する。
日誌や手帳に書いて日々考える。今日の良かったこと、気付いたこと。改善点。ルーティンチェック表。
□「心」「技」「体」「私生活」のバランスを取る。
初心者だったら、練習量をこなし、その後、質を高めに行き、重箱の隅をつつくような指導で「技」「体」を鍛えるのが大事ですが、「技」「体」を鍛えたハイパフォーマーは、重点を「心」「私生活」に置き、癒しや、エネルギー供給をするとか。「やればやるほど疲れる」にならないように、「やればやるほど幸せになる」の方向へ行くようにするとか。「心」「技」「体」「生活」のバランスを取るのですが、見過ごされがちなのが、「心」「生活」ですので、この二つも意識したいです。
特に、コロナ下は、慣れないリモートなどもあり、「心」が不安定、「生活」が不規則になりがちですので、重点を置かれるとよいと思います。「やればやるほど幸せになる」、ステキですね!
消耗してメンタルが疲れたときは、癒しが必要です。私も欲しいです(笑い)。
辛いときでも、誰か二人でいれば戦えます。相棒、パートナー、仲間、親、子供、、、。
誰もいない時、私は、亡くなった祖父母に語り掛けて乗り越えた時がありました(泣き)。空想でも何でも使って生き延びましょう(笑い)。何とかなるもんです。実際、メンタルでは、イメージを味方にすると効果大です。
イメージ作りで簡単なのは、インターネットで画像を検索して、ワクワクするものを見つけて携帯に保存して毎日見ると効果大です。
たとえば、会社なら
『会社 創立記念感謝パーティー 長寿企業』
個人なら
『幸せ 結婚式』とか、『庭付き 戸建 大家族』など、ご自分の理想に合わせて検索して、ワクワクするお気に入りの画像を見ていると、
潜在意識が、『ご主人様、了解です!早速、ご準備いたします!』となります。
また、「幸せ」「ついてる」「なんとかなる」をそれぞれ声に出して100回言うと、幸せの波動をつくりだせますよ。
人生、必ず、何とかなります! メンタル面でいろいろ工夫して、楽しく生きましょう!
(人を大切にする経営学会 本田佳世子)
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