「小さな奇跡を起こすには、実例:円城寺氏」

坂本ゼミ生の頃、坂本先生が仰っていたのが、「動機は善か?」ということでした。

最近見た動画で素晴らしい方を発見いたしましたので共有いたします。佐賀県の一職員だった円城寺さんは、救急車にICTを導入できたら人命を救えるのではないか、とアイデアを持ちます。しかし、県政を動かす権限は無く、初めは共感してくれる人も味方が一人もいなかった。それでも諦めずに、いろいろ試行錯誤し、周りからうっとうしがられながらも、辞表覚悟まで追い詰められた時もあったようですが、遂には、県政を動かし、目的を達成して、他県にまで良い影響を及ぼす奇跡を起こしました。動画の最後に奇跡の神髄を、指先に例えて語っています。真理を分かりやすく語っています。私も感動しましたのでシェアいたします。

ちなみに、メンターの大事さも学びました。実は、円城寺さんは、ある研修に出て意識が変革していったそうです。三重県の元・知事だった北川氏の研修に出て、「そもそも、なぜ県職員になっているのか?」と問いを突き付けられたそうです。そこから真摯に自分と向き合われて、自分は何のために県の職員になったのだろう?と思考の種を伸ばしていった結果が奇跡を生んだ、ということでしょうか。

学会会員 本田佳世子

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