日本人は残業が正しいと思っている

日本人は残業が正しいと思っている

NHKEテレで再放送されている北欧の生活からデンマークのワークライフバランスが紹介された。他の北欧も同じだろう。ワークライフバランス、日本は38か国中、34位だ。

仕事を切り上げ家族の団欒を大切にする。長時間働くことに価値観を感じないそうだ。

欧州では仕事の合間や家庭でも、お茶やお菓子で休憩を楽しむ。仕事にメリハリをつける。

私の経験だが4年前に大学院の修士論文を執筆した。

大学や大学院の卒論の追い込みに参考になれは幸いだ。迷ったら、論文で言いたいのは何かを考え提出したい。集中力とくつろぎ・気分転換のメリハリをつけた事になる。

90分集中して自宅から徒歩2分のデニーズで気分転換、別のカフェで90分、愛犬シシィとも遊んだ。

90分集中、20〜30分休憩、90分集中20〜30分休憩、90分集中し帰社。270分=4.5時間集中して仕事ができる。

論文のテーマは「日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業の経営者は会計事務所に何を求めるか」、坂本ゼミの岡野先輩の先行研究論文の内容の起帳代行(帳面をつける)が起票代行(会計事務所が仕訳をする)ではないかと確認すると起票代行で視点を変えた。12月30日だった。

師匠の坂本光司先生宅を訪問し論文を見ていただいた。赤線だらけ。以後、東京でチェックをいただき東京から名古屋の新幹線の中で、そして師匠の講演前にチェックをしていただき、良い論文になった。1月10日前後の論文提出に間に合った。更に3名の先生による口頭諮問は私の想定Q &Aにも全くない石山先生の鋭い質問に回答した。

かかり付けの内科医にも論文をプレゼントした。看護婦やスタッフを大切にすれば患者さんに優しい対応をすることが大切ねと論文の隠れた趣旨を理解された。今は患者が1.5倍になった。

論文で利用させていただいたデニーズは半年前に閉店し更地に草が生えている。別のカフェも閉店した。共に新型コロナの犠牲者だ。

「人を大切にする経営学会」

中部支部

知野 進一郎

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