会社の存在意義とは

はじめまして、人財塾4期生の大西潤と申します。

兵庫県姫路市に本社があり、マッチの製造からテニススクールの運営まで事業展開している株式会社日東社・ノアインドアステージ株式会社で働いております。

主に、日東社の業務に注力しているため、この文章は日東社についてです。

2021年11月29日(月)の日本経済新聞の1面に

「御社の存在意義 何ですか」というタイトルの記事がありました。

・パーパス=会社の存在意義

・パーパス経営が叫ばれる

というような事柄が記載されておりました。

この記事を見て、私は管理職全員に

「日東社の存在意義は何ですか?と問われると、皆さんどんなお答えを持っていますか?」

とメールで記事を添付して問いました。

事前の予測では、

各自で思考はするだろうが、メールの返信はないだろうなと思ってしまっておりました。

しかし、私の予想を良い意味で裏切り、全員が自身で考えた存在意義をto Allで返信してくれたのです。

全員の内容をまとめてみたところ社員・家族・お客様・仕入先様・地域・社会といったステークホルダーである関わる全ての人が文言に入っていることに気づきました。

坂本光司先生が掲げている「五方よし:①従業員とその家族 ②社外社員(仕入先) ③お客様 ④地域社会と障がい者 ⑤株主」という考えに、管理職全員の想いが重なっていたということです。

私は、前職で組織人事コンサルティング会社に勤めておりました。

経営理念の策定において大事なポイントは、従業員・仕入先様・お客様といった関係する方々への提供価値を洗い出し、それを言葉に落とし込むと言われています。

この「提供価値」が、今回の記事にある「存在意義」とも置き換えられるとも言えます。

今回の取組みを通じて、現在の経営理念・行動指針の見直しやフィロソフィの策定を考えていきたいと、強く思う良い機会になりました。

やはり、人財塾で学んだことをアウトプットしていかなければと思っておりましたが、管理職の中で一番未熟であり、年下であったため、なかなか一歩踏み出せない日々が続いていました。

しかし、メンバーの意気を感じることができ、心を動かされました。

従業員共通となる意義・目的を掲げ、それに向かって関係する方々と協働する意志を持ち、日々のコミュニケーション・考動に落としていけるように浸透させていきます。

人財塾4期生 株式会社日東社 大西潤

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