学びに感謝と発信

昨年4月より4期生として入塾させていただき、一年間坂本先生を始めとして、多くの先生方、事務局の皆さまには、本当に感謝しかありません。

又、この機会を頂きました卯月社長、サポートしてくださった社員の皆さまにも心より感謝申し上げます。

人財塾での学びの中で、最もありがたかったことは、多くの先生方との出会いと4期生の皆さまとの出会いです。この出会いは私の人生の中でかけがえのないものとなっています。

コロナの影響もあり、直接お会いする事がなかなか出来なかったりもしましたが、人を大切にするという考えや、様々な業種での考え、行動している事の共有など、同じ志しを持った中での惜しげもない会話は今後の成長の糧となっていることに間違いありません。

私の周りではまだまだ、人を大切にする経営という考えは一般的では無いのが現状で、授業での学びを伝えても、軽く流されたり、受け入れてもらえなかったりします。

しかし、こんなにも素敵な先生方、仲間がいてくれたことで、学んだこと、良かったことの共有を社内で自信を持って発信する事が出来ました。

そして一年間発信を続けた結果、スタッフの一人に、変わりましたねと言われたことは、素直に嬉しく感じております。

ここで、一つエピソードを紹介致します。

私は、4歳と5歳の息子に恵まれ、健康に成長しています。

人財塾の企業研修で静岡の六星さんに伺いそこで頂戴した点字の紙を自宅で二人の息子に見せると、最初は面白がって点字を潰したりして遊んでいました。これは目の見えない人にとって大切なもので、もし町で白い杖(白杖)を持ったひとを見かけたら道案内をするんだよと白杖の写真を見せ説明しました。

二人は「はーい」と言いながらもすぐに自分の遊びに夢中になり、聞いてたのかな、、、とその日は終わりました。

次の休みの日、私と二人の三人で公園へ遊びに向かっている時でした。

駅の近くを歩いていると、白杖を持った方を次男が見つけ、次男が「にぃに!白い杖の人よ!」と大声で叫んだのです。長男も「早く助けなきゃ!」と走り出しました。

二人は駆け寄り、その方の近くに立ち、いざという時、緊張からか何も出来ずに戻って来てしまいました。

その方は、そのまま駅へ

タイミングを逃してしまい、何もお手伝い出来なかったとしょんぼりしていましたが、次は頑張ろうね!と声をかけると「はーい」とまた遊びを始めました。

最初に話をした時は聞いて無かったかなと思いましたが、ちゃんと聞いていたんだなと思いました。

発信する事に無意味なことはないと、改めて感じた出来事でした。

発信をこれからも周りに流されることなく継続します。

人財塾4期生 株式会社グッディーホーム 田中肇

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