就活生から見た働く意味
「なぜ働かねばならないのですか?」 就職活動を展開する現役大学生からの疑問です。 決して働かなくてもよい理由(遊んで暮らす理由)を探しているわけではありません。 皆が働こうとするその心を解きたいのです。
「生活費獲得と自己成長と社会貢献の3つがあると本で読んだことがあります」 一人の学生が答えました。 生活のためにお金が必要です。 自分の内心から沸き起こる成長意欲や好奇心を満足させる必要があります。 誰かのために、誰かに喜んでもらいたいという貢献欲を満足させる必要があります。
「生きる意味が、ミッションとビジョンとバリューにあると教わったから」 別の学生が発言しました。 ミッション:誰かをワクワクさせ満足させる ビジョン:人の幸せあふれる世界の実現 バリュー:自分が持つ情熱と新しい価値への向上心
多くの学生は、働く意味など考えることなく、皆がしているので自分も就活していると答えます。 同調圧力に流されます。 考えることが時間の無駄であり、どうせ答えなど無いと言います。 または、答えを見つけたとしても、どうせ自己満足でしかありえず、真理はないと言います。
「なぜ働くのでしょうか?」 たとえ自己満足の答えだとしても、 答えを持っている人と持ってない人の間には、人格の大きな差が広がっていくように思います。 あなたは、働かされるのですか、働きたいのですか? (人を大切にする経営学会会員:根本幸治)
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