「いいものをムリに安く」から「いいものを適正価格へ」
昨日は西村経済産業大臣と中小企業の経営者との車座対話に招かれ霞ヶ関へ行ってきました。北海道、埼玉、東京、石川、岡山、静岡の中小企業が集まりました。
テーマは「価格転嫁と賃上げ」です。
業種や規模、置かれている立場などで、価格転嫁・賃上げも様々です。
価格転嫁も重要ですが、支払条件も現金化でお金がまわるようにすることも必要と話をしました。
賃上げに向けた課題や原資の確保、価格転嫁についての意見交換を行いました。
大手企業の賃上げ状況が発表されていますが、小さな町工場としては規模による格差は少しずつ縮めていきたいという思いです。中長期的にはどんな環境でも会社が永続できるように更に生産性を高め、高い付加価値をあげられるよう自ら改革も必要で、当社は事業構造と経営構造を変えることにも注力しています。
「いいものをムリに安く」から「いいものを適正価格へ」と価値観を変えなければなりません。
私が常任理事として活動している人を大切にする経営学会では、人件費はコストではなく目的であると考えています。
行政には下請けいじめなど問題企業を排除する政策にしてほしいものです。
また、久しぶりに角野中小企業庁長官にもお会いでき、少し話ができてよかったです。
それにしても、大臣との対話に、秘書官や経済産業省の皆さん、テレビや新聞社などのプレスの多さに驚きました。
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