人財塾で学んで

経営人財塾第5期生の酒井です。新潟県新潟市で空調設備工事業を経営しています。

私は運がいいんです。

働き方改革に取り組んでみて、娘がいて、娘に子ができて、初めてリアルに育児に携わってみて、子育てと仕事の両立がいかに困難かを実感をしています

と言うのは、幸いなことに、娘が孫を連れてちょくちょく帰宅してくれるからです。当然私も当事者として、孫と関わることになります。

娘から「ハイハイ、今までの罪滅ぼしをやってよ。」

妻の立場、または母の立場から夫の育児参加は現在必須と言っていい状況です。そもそも育児参加でなく、育児分担、共同育児ですね。

我を振り返ってみると、全く情けない、私が気がついた時には娘は幼稚園、そして小学校、中学校、高校に通っていました。

もちろん、中学の部活遠征あたりから少しずつ関わってはいましたが。

赤ちゃんていうのは天真爛漫。その笑顔は何者にも勝ります。でも一旦泣き出したら、火がついたように泣き止まない。いくらゆすっても、高い高いしようが、一向に泣き止まない。こちらが泣きたくなってしまう。まして、それが真夜中だとなおさらです。でもミルクをあげ、オムツを替え、抱っこして、根気よく揺らしてあげると、また天使のような寝顔を見せてくれます。

そうこうしているうちにどうしても、妻に感謝の気持ちを伝えたくなりました。新聞を見ていたら、目に留まったのはさだまさしさんの新潟公演。思い切って予約しました。2人で出かけるなんて久しぶりです。私は”関白宣言”がグッとくるんだけど、残念ながら世の中はそういうご時世ではない。でもこれも大好きな”雨やどり”、”案山子”そして”風に立つライオン”、すっかり堪能しました。さだまさしさんは公演50周年、ソロコンサートの回数は4600回以上にもなると言う。弊社研冷工業も今年50周年を無事迎えさせていただいきました。私達を信頼してお仕事をご発注頂くお客さま、一緒に仕事をしてくださる社外社員のみなさま、そしてこの新潟の地で業を営わせてくださる地域の方々、改めて感謝します。ありがとうございます。

軽妙な自虐トークで観客を和ませ、幸せな気持ちにさせてくれるさださんにはなかなか敵わないけど、関わる人5者に愛される会社を目指していきます。

今日帰り際に、先々月1ヶ月の育休を取得してくれた社員に声を掛けました。お子さんは元気?、順調かな、奥さんは疲れてないかい。「ハイ、風呂は私が入れるようにしていますし、早く帰れる時は帰っています。嫁の母も来てくれるんです。」〇〇くん、前にも言ったけど、育休って分割して取れるんだよ。上長と調整してチャレンジしてみて、3ヶ月間の育児が家族に対する愛情ホルモン、オキシトシンの生成増に影響があるんだって、本で読んだよと。

全く自分のことを棚に上げて、偉そうに言っている自分がそこにいました。

人財塾第5期生 研冷工業株式会社 酒井巳喜雄

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