【No296『かばんはハンカチの上に置きなさい』著者;川田 修;いい書籍紹介】
今回は2013年4月に坂本研究室所属ゼミ生の課題図書となった書籍「かばんはハンカチの上に置きなさい」著者;川田修氏の書籍をご紹介させていただきます。
『かばんはハンカチの上に置きなさい』著者;川田 修 ダイヤモンド社
●章立て
はじめに
第1章 相手目線で、ちょっと違うことをやる
第2章 「ちょっと違うこと」から気づく、大事なこと
第3章 営業マン・ウーマンは弱いものである
第4章 そんな私も新人でした。営業現場で一から学ぶこと
第5章 営業とは、お客様と物語を作る仕事である
おわりに
●川田さんの経歴と本書の内容
川田さんはリクルート社に入社し、営業として実績を上げ続けました。プルデンシャル生命のある営業さんに出会ったことがきっかけで同社へ転職します。そしてここでもトップセールスマンとなります。
リクルート時代は契約することが目標でしたが、プルデンシャル生命時代は契約することではなく、契約したお客様から新たに紹介していただくことが目標となっています。
この違いはモノを売るのではなく、人と人との関係性を創っていくこと、信頼される人になる、ということでしょう。売るというやり方ではなく、人としての在り方が大切なのだと気づきます。
営業職のための本と思って読みましたが、実際には職種の内容にとどまらず、社会人として、人としての在り方を、営業職を通して伝えているものだと思います。
●最後に
川田さんはプルデンシャル生命保険株式会社 部長であり、『人を大切にする経営学会』の理事のおひとりです。以前伺ったお話ですが、川田さんは確か書籍の印税を学会に寄付いただいています。また川田さんの個人事務所では障がい者雇用をされています。
障がい雇用の道のりはプルデンシャル生命のウェブサイトに記載されていましたので、是非本書と共にご覧ください。
https://mylp.prudential.co.jp/lp/page/osamu.kawada
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
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