日本の食料問題を考える
人財塾5期で学ばせていただきました天彦産業の中井と申します。
昨年の11月にNHKの番組で「食の防衛線」という2回シリーズの番組を観て、坂本先生から教わった塾での講義を思い出しました。
食の防衛線では、食料自給率が100%近いコメですら、高齢化による生産者の急激な減少によって自給が危ぶまれている。また畜産においてはほぼ海外に依存している家畜のエサの高騰により、経営が逼迫している現状を伝えるものでした。
実際に現場を観ていないので、具体的なことは分かりませんが、少子高齢化が進むなかで食料自給率38%が維持できるかどうかも分からない状況の我が国で海外から食料が入って来なくなった場合どうなるのか?と考えさせられる内容でした。
昨年の人財塾のなかで坂本先生は、政府は半導体の国産化には力を入れているものの、より重要な国内の食料自給率を上げる取り組みが不可欠ということを訴えられておられたと思います。また坂本先生の人財塾の講義では農産物や加工食品などの品目別の都道府県別自給率を調べて、何がどの都道府県で作られているかを塾生も調査に参加し、最適地生産のヒントを得られる取り組みも行いました。
私自身は農業や畜産については、全く知見がなく、どうしたら国内自給率向上に貢献できるのかも良く分かっていませんが、これからもっと農業・畜産に関心を持ち、何か関われることがないかを考えていきたいと思います。
人財塾5期生 株式会社天彦産業 中井俊章
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