経営人財塾での学びを胸に

経営人財塾第6期生の神宮正広と申します。
私は、いすゞ自動車(株)製のトラック・バスを群馬県・埼玉県において販売する地場資本のディーラーである関東いすゞ自動車(株)に所属しております。


弊社からの経営人財塾受講は、第2期生に始まって以来、毎年一人ずつ参加させていただいており、私で5人目です。今年の4月からは6人目が第7期生として「人を大切にする経営」を学び続けています。
関東いすゞには17の営業拠点がありますが、経営トップの想いや、本社が展開する施策の意図など、現場への伝わり方には温度差や誤解が生じることが間々あります。
そのような中でも、「人を大切にする経営」・「五方良し経営」を目指す経営トップの思いについては、経営人財塾への参加をはじめとする継続した取り組みにより、組織内にゆっくりではあるものの、着実に根が張ってきていると感じています。
私の場合には、オーダーメイドのトラックボディーを製造している北関東自動車工業(株)という子会社に、ちょうど2年前から出向して社長を務めており、関東いすゞ本体だけでなく企業グループ全体として「五方良し経営」に取り組み、「真にいい企業」に一歩でも近づくことを目指して昨年度の経営人財塾に参加致しました。


塾生としての一年間は、坂本先生をはじめ著名な経営者の方々の講義や同期塾生との交流など・・・毎月のスケジュール化されたプログラムを受講するだけでも相当な学びと刺激を受け、これまでに無い大変貴重で有意義な経験をさせていただきました。しかし、一方では他の優秀な同期生と自らを比べ劣等感を抱いたり、講義課題レポートの提出や企業研究発表資料の作成などに追われたりと、若干ストレスを感じる面があったことも正直なところです。
そんな私の場合、3月はプロジェクト研究発表を何とか終え、無事卒業出来たことで安堵感に浸ってしまっていた状況です。しかし、修了して早くも2ヶ月が過ぎる今、坂本先生ロス・経営人財塾ロスといいますか・・・何となく寂しさや物足りなさを感じる状態に気持ちが変化しています。


坂本先生の存在、同期塾生や人を大切にする経営学会の皆様との交流による刺激が自分にとっていかに大切であったかを再認識しております。
ブログ記事作成にあたり経営人財塾での皆様との出会い・ご縁に改めて感謝しつつ、一年間の学びを思い起こし、自社において「人を大切にする経営」の実践に取り組み、決して諦めず試行錯誤を重ね奮闘努力して行く決意を新たにした次第です。
当社における「人を大切にする経営」は未だスタートラインに立ったばかりですが、引き続き宜しくお願い致します。

人財塾6期生・北関東自動車工業株式会社・神宮正広

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「経営人財塾での学びを胸に」への1件のフィードバック

  1. スタートラインに立っていらっしゃること、毎年、一人ずつ、塾に送り出している成果ですね。私の会社は、スタートラインは、ほど遠いです。壁も厚いです。でも、このブログで、同期が頑張っている様子から刺激をいただきながら、地道に頑張ります。年齢の近い神宮さんは、心強い存在でした。これからもよろしくお願いします。