No338記憶に残る言葉【書籍紹介『むすんでひらいて』著者;小松シキ(小松製菓)】
“シキちゃん、あんたのする仕事は、他の子と、どこか違う。いつか、あんたは何かする人だよ”
“小松さん、いい機会ではありませんか。思い切ってやって御覧なさい。あなたなら、どれだけ借金しようと、必ず返せる人だ。私が保証人になりましょう”
この言葉は、書籍『むすんでひらいて』(著者;小松シキ)の中の一節です。
のちに小松製菓を創業する小松シキさん。
幼少期から何度となく悲劇が襲いました。その小さなからだですべてを受け止めました。
無我夢中で生きた人生だったと思います。
「お天道様がみている」という言葉がありますが、ひたむきに生きたシキさんをどこかで見ている人がいました。見ているというよりは、ある種の必然であると感じます。ごく一部の人は会った瞬間にその人の圧倒的な力や存在感を見抜く能力を備えた、と言えるのかもしれません。小松シキの窮地に手を差し伸べてくれる人がいました。
是非この本を手に入れてお読みいただきたいです。お薦めです。
***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
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