No339記憶に残る言葉【有限会社ツマガリ;代表者:津曲孝氏】
今回は2017年「第7回日本でいちばん大切にしたい会社大賞」にて審査委員会特別賞を受賞された『有限会社ツマガリ』さんから、2016年9月に坂本ゼミ夏季合宿先のひとつとして訪問させていただいた時の記憶に残る言葉です。
1950年生まれの津曲孝氏は祖母に育てられ、14,5歳の時、宮崎県から東京へ集団就職にやってきます。当時70歳を超えていた祖母は、“お前のことは心配していない。人に好かれなさい。仕事は一生懸命にしなさい”と言って4000円を持たせてくれたと言います。東京では半年間学生服のままだったこと、洗面器ひとつで銭湯とラーメンを作って食べた思い出を明るく語ってくれました。
“仕事はあればよかった、どの仕事もひどい仕事だとは考えすらしなかった”
“仕事に注ぐ思いの強さが大切”
例えていえば、“デザイン学校に通わなくともよい絵は描ける”と。身一つあれば何でもできるという断言は力強いお話です。
紆余曲折があり、30歳の時、アンテノール社を設立。津曲さんは初代社長になりますが、納得のいく洋菓子を追求したいと37歳で独立し、有限会社ツマガリを設立。
お菓子作りにおいて材料選びには妥協が一切ありません。人気商品であっても常に改良を重ねています。“お客様を喜ばせたい、1分でもその人の気持ちに入る”
“常にこれでいいのだろうか?の人生。人間にも本物はなく、常に学び続けなければならない”
“得をとれば徳が逃げる。徳をとれば得を得る”
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***補足***
この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)
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