二郎系ラーメン伝説③ジロリアンが課す顧客ルール 

二郎系ラーメンは、注文の際は専門用語を駆使し、具材の量や硬さをしっかりと指定するのがポイント。行列必至の店舗も多いので、ルール・マナーを心得ておくことが大切です。

二郎系ラーメンを注文する際は、専門用語を使うのが一般的です。まずは麺の量を指定する「小」「大」「ミニ」といった言葉を覚えておきましょう。「小」は一般的なラーメンの1.5〜2倍ほどの量、「大」はさらに1.5倍ほど多く、「ミニ」は一般的なラーメン並盛と近い量になります。

また、麺の硬さを「硬め」「バリ硬」などと指定することもできます。トッピング指定は「コール」と呼ばれ、「ヤサイマシマシ」「ニンニク少なめ」など、具材と量を組み合わせて伝えます。ニンニク・野菜・背アブラの各具材ごとに指定するか、全て追加投入の「全マシ」です。

人気の二郎系ラーメン店では、行列ができることが多いのが特徴です。店内のスペースが限られていることもあり、外で順番待ちをする必要があります。その際は、店舗前の歩道をふさがないよう整列するのがマナー。近隣の迷惑にならないよう気を付けましょう。

グループで訪れる場合は、代表者が先に並び、残りのメンバーは後から合流するのが一般的です。話し声が大きくなり過ぎないよう、静かに順番を待つのもマナーの一つ。また、店内では食券制を採用しているお店が多いので、入店前に食券を買っておくのがスムーズです。

二郎系ラーメンは大盛りが基本ですが、初めての方や食が細めの方は量の調整が必要です。

また、スープの味の濃さや背脂の量なども調整できるのが二郎系ラーメンの特徴です。濃いめのスープが苦手な方は「薄め」を、背脂が多すぎると感じる方は「アブラ少なめ」を指定するのがおすすめ。

さらに、トッピングの量を自由にアレンジできるのも大きな特徴です。野菜やニンニクなどの定番トッピングは、「マシ」「マシマシ」といった指定で量を調整可能。

二郎系ラーメンは提供までのスピードが非常に速いのが特徴です。熱々の一杯をできるだけ早く提供するのがお店のポリシーなので、注文が通ってからは一気に完食するのがマナーと言えます。

また、写真撮影をする際は時間を最小限に抑えるのもマナーの一つです。

二郎系ラーメンを食べ終わった後は、テーブルを拭いてきれいな状態で次の方に譲りましょう。

食べ終わったら「ごちそうさまでした」と一言添えて、気持ちよく店を後にしましょう。       (人を大切にする経営学会:根本幸治)

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