出会いが育む未来 ~人財育成の学びを実践へ~
人財塾7期生、村田ボーリング技研株式会社の田久です。
昨年4月から、さまざまな講師の方々の意見を聞き、企業訪問で現場を見させていただき、今まで自分の中にはなかった新しい世界が見えてきました。
それは、この人財塾の名のとおり『人財育成』です。言葉では理解していても、人財を育成することは容易ではないと感じました。人それぞれ考え方も異なり、寄り添う心がなければ育成にはつながらないことを学びました。
私はこの学びに参加し、メンバーとなれたことをきっかけに、自社でも実践していこうと思います。
まず、1つ目は、自分が率先して行動することです。相手に内容だけ伝え、自分は何も行動しなければ、周りの人はついてきてくれないということを学びました。失敗しても構わないので、自分が実際に行動している姿を示す。この行動ができるかできないかで信頼感が大きく変わると感じました。これまでの講師の方々の行動力は本当に素晴らしいものでした。少しでもその姿に近づけるよう、努力を続けていきたいと思います。
2つ目は、良い会社と呼ばれる会社に共通しているのは、社員同士のコミュニケーションが優れているということです。趣味は楽しみながらやるからこそ趣味であり、笑顔でできるからこそ楽しいものです。しかし、いざ仕事となると素直に楽しめない人がほとんどではないでしょうか。だからこそ、その楽しむ気持ちで仕事に臨めば、自然と結果も出ると信じています。
自分自身の仕事をまずは好きになる。そして、それを周りに共有する。さらに、お客様にもその気持ちが共有されれば、誰もが理想とする会社になると思います。いつか社員全員が自分たちの仕事に誇りを持ち、笑顔あふれる職場を実現できるよう、心がけていきたいと思います。
私自身、普段は現場勤務なので、工場の中に一日中いることがほとんどです。お客様が工場見学にいらした際には顔を合わせる機会もありますが、それ以外ではほとんど接する機会がありません。
今回、人財塾での『出会い』に注目しました。坂本先生、学会の先生方、講師の方々、夏の合宿でお世話になった企業の皆さま、そして何より人財塾7期生の皆さまとの出会いが、私にとって一番の宝物になりました。素晴らしい皆さんと出会えた私は、本当に幸せ者です。この縁を大切にし、新たなステップへとつなげることで、さらに新しい世界が見えてきて、仕事がますます楽しくなると感じています。今現在、とても楽しみです。この学びの経験を一人でも多くの人に伝えることを、今後の目標にしていきたいと思います。
人財塾7期生 村田ボーリング技研株式会社 田久航太
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