五方良し経営との出会いがくれた気づき~自社を知り、未来を育む

人財塾7期生、株式会社ミユキの相澤浩子です。

私が人財塾で学ぶきっかけを得たのは、2023年10月のことでした。

経営者の一員でありながら、経営者と社員の間に立つことが多かったため、「社員のために自分ができることは何か」「経営者(社長や副社長)や会社のために自分ができることは何か」とよく考えていました。

ある日、当社顧問社会保険労務士の甲谷博子氏から、こんなメールが届きました。

「すごく勉強になります。模擬講義受けてみませんか?私も4期生として学びました」

ちょうど自分の経験値のなさや社会人としての未熟さを痛感し、なんとかしたいと思っていた頃でした。セミナーや勉強会、専門学校や通信教育など検索しては、自身の望むテーマを学べるところがないか探していました。恥ずかしながら、人を大切にする経営学会というものをこのときまで知らず、坂本先生のことも存じ上げませんでした。模擬講義に参加したことで、頭の中でぼんやりと考えていたことが「五方良し経営」という言葉で言語化され、経験したことのない衝撃を受けました。もやもやしていたものが、その言葉だけで設問・解答・解説の全てとなり、腑に落ちたのです。その勢いのまま帰宅後すぐ受験書類を準備し、社長に直談判し許可を取り、無事人財塾にご縁をいただくことができました。私にとってはまさに運命の出会いでした。

第7期生として学び始めて早1年が経とうとしています。

今までは経営者である夫のサポートさえできればよい(それが会社と社員のためになる)と考えていましたが、人財塾で学んだことで、大きくは会社の、社会の、小さくは社員ひとりひとりのサポートをできるようになりたい……そのために多くの良き経営者から学び、智慧を得、実践したいと考えるようになりました。また同期たちが素晴らしく、多才で多彩、学ぶべきところ見習いたいところ盛りだくさんで、とても良いご縁がいただけたと思っています。沢山の講義を受けゼミで同期と意見交換し、まず自覚したのは「自社をあまりにも知らない」ということでした。取り入れたいと思う福利厚生や社内・社外活動の事例をみても、では自社に落とし込むにはどうしたらいいかと考えたとき、その自社のことを知らなくては先に進めないではないか、と気づけたのです。畑の広さも状態もわからなくては、せっかく手に入れた種も苗も育てることができません。同期や先輩からみれば周回遅れのような状態ですが、ここから一歩前へ、半歩でも前へと歩みをすすめます。

全てを受け取れたかどうか不安になるくらいものすごい熱量で塾生たちに伝えようとしてくださる坂本先生や講師の方々、コーディネーターの先生方の気持ちに応えるべく、今日も明日も学びを生かすため仕事に邁進します。卒塾後も学び続け、自分にできることを探し、いただいた恩を返せるよう、五方良しの経営ができるよう努力し続けます。

学びたいと思っていたとき、そのチャンスが来て、会社も家族も賛成して背中を押してくれました。なんて有り難いことかと思います。私は運がいい!

人財塾7期生 株式会社ミユキ 相澤浩子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です